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2023年11月30日 更新
町長ブログ 令和5年11月(16~30日)

11/30(木) 「ゼロカーボンシティ創成パートナー企業」の協定を締結いただきました

開成町では町内に置いて2050年までにゼロカーボンシティ創成を実現するために、脱炭素の取り組みの輪をともに拡げるパートナー関係の構築を推進しております。

この度、ありがたいことに、下記5社と「ゼロカーボンシティ創成パートナー企業」の協定を締結いただきましたので、ご報告いたします。

※11月16日(木)
・日産自動車(株)
・神奈川日産自動車(株)様
・日産プリンス神奈川販売(株)
・(株)日産サティオ湘南

※11月17日(金)
・三井ホーム(株)

具体的な協定の内容は、①開成町のゼロカーボンシティ創成制度の各種補助金などの周知、②住民などへの環境教育の実施、③町内における電気自動車の普及(日産グループ各社)、④ソーラーカーポートの普及(三井ホーム)、⑤町内におけるゼロエネルギー住宅以上の環境性能を有する新築住宅の普及です。

開成町では、全国初のゼロエネルギービルディング認証の庁舎整備や、役場窓口における国の脱炭素補助金の取り扱いなど、環境政策に注力しております。今後も引き続き、これらの取り組みを町民や事業者に認知いただき、災害時のレジリエンス強化を含めた脱炭素への行動変容に繋げていきたいと考えております。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

11/29(水) 開成町・井上教育長が文科大臣より感謝状を受彰

10月19日(木)、全国連合小学校長会七十五周年記念式典が開催され、開成町・井上義文教育長が文部科学省・盛山大臣より、感謝状を受彰されました。誠におめでとうございます。

“小学校教育に長く従事し、小学校教育の振興に貢献されたこと”への感謝の意を表したものです。開成町をはじめとする地域の小学校教育に対する井上教育長のこれまでのご尽力、ご貢献にあらためて敬意と感謝の意を表します。

井上教育長ご自身が「ステキさん」として表彰されたこと、こころよりお祝いいたします。おめでとうございます。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

11/28(火) 明治安田生命様よりご寄附をいただきました

11月14日(火)、明治安田生命(相)様より、703,000円のご寄附を頂戴いたしました。誠にありがとうございました。

同社は開成町と包括連携協定を締結いただいている企業。当ご寄附は、同社が“ゆかりのある地元に想いを届ける”との主旨で実施してされている「私の地元応援募金」、同社従業員からの募金と同社基金から拠出されたご寄附によるものです。

これまでに、全国1,147の自治体に対して、総額25.3億円ものご寄附をされております。開成町としても有難く頂戴し、子育て健康課の事業において大切に、かつ有効に活用させていただきます。

あらためて感謝申し上げるとともに、明治安田生命(相)様のますますのご繁栄をご祈念申し上げます。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

11/27(月) 電動アシスト付き3人乗り自転車の貸出事業

開成町では、11月6日より「 開成町電動アシスト付3人乗り自転車等貸出事業 」を始めました。

“1歳以上6歳未満のお子様を2人以上養育している方”に、“電動アシスト付き3人乗り自転車 及び 幼児用ヘルメットを貸し出す”ものです。概要は以下の通りです。

・貸出自転車: 電動アシスト付き自転車(20インチ。チャイルドシート付)
・料金: 200円/月
・貸出期間: 1年間 (最長3年間)

※ご利用に際しては、“開成町が主催する自転車安全講習会に参加いただくこと”が条件になります。

多子世帯を支援すること、環境に配慮した移動手段を推進すること、サーキュラーエコノミーを推進することなどを目的とした事業です。ぜひご利用ください。

詳細はこちらの町ホームページをご参照ください。お問い合わせは開成町防災安全課(0465-84-0326)までお願いいたします。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

11/24(金) 日本地方自治学会にて“地域公共交通”について学習

11月12日(日)、日本地方自治学会の研究会(@東海大学品川キャンパス)に出席してきました。

この学会は“現代社会を構成する重要な理念および制度としての地方自治について総合的な研究を行い、あわせて会員相互の交流を図ること”を目的とし、全国の大学教授を中心メンバーに構成され、約320名の会員を有する学会です。

私は、学会会員である明治大学公共政策大学院時代の恩師の勧めで、2年前に加入しました。

この日は3つの分科会が開催され、私は“地域公共交通と自治”に出席。長崎県立大学の黒木教授「地域公共交通とガバナンス~長崎市の地域公共交通政策からの一考察~」や京都府立大学の川勝教授「地域公共交通の再生と交通税~参加型税制としての可能性~」などの研究発表を拝聴しました。

”学会“ということで、学術的であるがゆえに、身近な町の行政にとってどれだけ有用な情報・学びが得られるか?正直半信半疑で臨みましたが、よい意味で期待を裏切られました。

長崎市の事例研究では、976の自治会の代表組織である88の連合自治会の代表が、公共交通のあり方を協議する会合に参画、詳細にわたる苦労話等々も伺いました。自治体の規模は大きく異なるものの、身近な話題として、そして自分事として参考になる内容でした。

交通税に関しては、“座学には限界あり、現地での体験することに研究の深化を求めて”米国ポートランドに移住された川勝教授からの提言。我が国の税制等、前提条件は異なるものの、論理的な提言であり、一考の余地ありとの印象でした。

これらの学びも踏まえて、開成町における公共交通のあり方についても、検討してまいります。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

11/22(水) 長野県諏訪市におけるフィールドワークに参加

11月10日(金)・11日(土)、長野県諏訪市を訪れ、丸の内プラチナ大学が主催するフィールドワークに参加してきました。

同大学は、ビジネスパーソンを対象とするキャリア講座で、まちづくり活動の一貫として、都市のビジネスパーソンが地方創生などソーシャル分野に関ることで、課題解決力や新規事業創出につなげるヒントを学び、同時に多様な人的交流を促すことを目的としています。

今回参加した“逆参勤コース”は、地域課題をテーマとして、市長をはじめ行政への提案や市民とのワークショップなど、課題解決や新たな価値創造を図るものです。今回のフィールドワークには国家公務員から大学生までの13名が参加しました。

諏訪市は、人口約5万人、面積109㎢。諏訪湖、諏訪大社、上諏訪温泉、地酒など観光資源に恵まれたまち。時計・カメラ・レンズなど精密機械工業など製造業が基幹産業。

今回、東京での座学も通じて、同市について学びましたが、人口は2000年以降、減少傾向にあるものの、前述の通り、“資源”は豊富で、“魅力”のあるまちとの印象を強くしました。

それでも、産業界の担い手不足という課題を抱え、今回、同大学の活動を通じて、外部の声に課題克服のヒントを探ることになりました。

2日間、複数の製造業者、酒蔵、宿泊業者、味噌製造業者、中山間地の集落などを視察させていただいた後、3日目に課題克服に向けた提言を市長あてに行いました(私は2日間のみ参加)。

参加者からは、副業による人材創出、諏訪マイスター制度の設立、諏訪でパパママリフレッシュプロジェクト、スマート農業の推進、道の駅・諏訪湖プロジェクト等々が提案されました。

多くの市職員が同席され、発表後には、参加者と提案の詳細について語り合う光景が見られました。私の提案に対しても、メールにて問い合わせがあるなど、その本気度が窺え、真摯な姿勢に誠に感心した次第です。

将来的に、わが開成町においても同様の取り組みを実施する可能性を探りながら参加しました。今後検討してまいります。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

11/21(火) 「かながわこどもまんなかミーティング」

11月9日(木)、「かながわこどもまんなかミーティング」(主催: 神奈川県)に出席しました。

会議の主旨は、“子ども・子育てに関する支援施策のさらなる充実と機運醸成に向けて実施主体である市町村と県がより一層連携して取り組むため、こども家庭庁の協力の下、知事と市町村長により意見交換を行うもの”です。

こども家庭庁・小宮長官の講演「こども施策の課題と展望」、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえの西川氏の講演「地域の子どもの居場所づくり」を拝聴した後、意見交換へ。

テーマは“子育て支援のデジタル化”、“結婚・妊娠・出産・育児の切れ目のない支援”、“子どもの居場所づくり”の3点。事前のアンケートに基づき、それぞれ3自治体から事例の紹介がありました。私自身、様々な分野での最新の情報の入手に努めてはいるものの、初めて聞く内容もあり、大変参考になりました。

・箱根町: 公立小中学校のみならず、在住の高校生への通学費を補助。需要が強い夜間保育への対応が課題。

・藤沢市: 学童保育における待機児童を解消すべく数を増やしたが、夏休みをピークに、2学期に入ると利用児童が激減。民間に委託して、サマースクールにて対応することに見直した。

・相模原市: 電子母子手帳アプリ「さがプリコ」の登録率が31%と低迷していたが、出産・子育て応援交付金の申請手続きに利用したら、95%に急上昇した。

・鎌倉市: 子ども食堂の拡充に注力、民間14団体が連携して実施している。

・座間市: おむつのサブリスクリプションを実施中。

・大磯町: “朝の学童”を実施中。7時15分に始まり、一緒に朝食を食べる。

“デジタル化”に関する意見交換にて、3自治体が予定通りの発表を行った後、黒岩知事より『他にご意見等は?』との投げかけに、突然、名指しで指名されました!

実は、任意の発表の時間があるとのことだったため、準備していました(33市町村の代表の前で、手を上げるか躊躇して矢先でした・・・)

開成町が取り組んでいる“こどものデータ連携”について説明させていただきました。具体的には、子どもに関するデータ(県、町長部局、教育委員会がそれぞれ保有するデータ)を連携して、要支援家庭のリスクを判定・分析・可視化することで、早期の発見と早期の支援に繋げる試みです。子ども家庭庁の実証事業の一環として、目下検証中であり、有用な結果が出ることを期待しています。

その後の懇親会でも、県の局長さんらとの会話の中で、その取り組みの話題に触れていただきました。指名されたことに感謝します。ありがとうございました。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

11/20(月) 「第53回かいせい文化祭~芸能発表の部~」

11月4日(土)、開成南小学校にて、第53回かいせい文化祭りがコロナ前の姿で、盛大に開催されました。

開催に際しまして、ご後援いただきました開成町文化団体連絡協議会の皆様、運営を担っていただきました運営委員会の皆様のご尽力に感謝いたします。

子どもたちからシニアまで、26団体にさんかいただき、様々なパフォーマンスをご披露いただきました。が参加!

太鼓やオカリナ、ピアノにウクレレ、ギター、大正琴などの楽器演奏。弦楽合奏やジャズバンド、さらには浪曲に民謡、コーラス、各種ダンスに体操!と超盛り沢山でした!

あくまで個人的に、最も印象的だったのは?“浪曲”です。何せ初めて鑑賞したこともありますが、なかなか衝撃的でした。お一人で何役もこなしつつ、淀みのまったくなく、声の抑揚もお見事の一言。勉強にもなりました。

今更ですが、文化・芸術とは?流行の生成AIで調べてみました。『芸術活動とは、作品の創作と鑑賞によって精神の充実体験を追求する文化活動』
『創造性を発揮し、培い、個性を伸ばし、自らの啓発を図ろうとする自発的、自主的な営み』、とあります。ちょっと難しい表現ですが、的を得た回答がでした。

しかしながら、AIや最新のデジタル技術を活用すれば、確かに、いかなる芸術作品もできる世の中だと思いますが、やはり心を打つ、本物の芸術はわれわれ人間にしかできないと思います。

人と自然が調和した町・開成町でそれぞれの文化・芸術活動を通じて豊かなこころを育まれた開成町民の皆さんの発表、素晴らしかったです。来年も楽しみにしています。

人と自然が調和した町・開成町 町長 山神 裕

11/17(金) 100人カイギマーケットに開成町のパン屋さんが出店

11/3(金・祝)、4日(土)の2日間、東京は目黒E-Parkにて開催されたイベント“100人カイギマーケット”へ開成町のパン屋さんが出店されました。

“100人カイギ“とは、そのまちで働く100人を起点に、人と人を緩やかにつなぐコミュニティ活動です。毎回5人登壇×20回=100人がルールで、全国各地で開催されており、開成町においては2019年11月から2022年7月にかけてリアルもしくはオンラインで開催されました。

今回の“100人カイギマーケット”は、全国の100人カイギに登壇された方々が2日間にわたり、出店&登壇・プレゼン・ディスカッションするイベント。開成町にお声がかかったのは、コロナ禍に屈することなく、オンライン配信を駆使するなど工夫を凝らしながら、20回をやり通した実績が評価されたため、とのことでした。

都会のど真ん中に開成町の“ラシーヌさん”、“アスランさん”、“奥田製パンさん”のパンが並び、感無量でした。開成町の観光パンフレットやふるさと納税のチラシも配布させていただき、知名度アップのために非常にありがたい機会にもなりました。

開成町をはじめ全国の100人カイギのスタッフの皆さんは本業を務めながら参画されており、本当に頭が下がります。このような方々が地域の人々を繋ぎ、支えてくださっていることをあらためて実感しました。ありがとうございます、そして今後ともよろしくお願いいたします。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

11/16(木) 茨城県町村会ご一行が来町

10/31(火)・11/1(水)の両日、茨城県町村会ご一行が足柄上郡を視察に来られました。

明治大学大学院のゼミの先輩である阿見町・千葉町長より御相談いただき、境町さんと親交の深い山北町さんとわれわれ開成町をご訪問いただくこととなりました。11町村の町村長(12町村のうち1町長がご欠席)と茨城県職員3名にお越しいただき、本当に貴重な時間とご縁をいただきました。

10/31(火)は山北町・湯川町長にご案内いただき、新東名工事現場を視察いただいた後、(株)トヤマを訪問、遠藤社長よりお話を頂戴しました。私は、小田原市内での夕食にご一緒させていただき、各町村の取り組み等々、多くの情報・意見交換をさせていただくことができ、非常に有意義なひと時となりました。

翌日は開成町にお越しいただき、庁舎にて“開成町のこれまでとこれから”について、企画政策課、都市計画課の担当者&私からお話させていただきました。予定時間を超えるほど、多くの質問をいただきましたが、ご関心はやはり、人口増加の要因・背景、ZEB庁舎に集中しました。

私からは自らの思い、今後のまちづくり計画などについて述べさせていただいた後、最後にあるお願いをさせていただいたところ(実現した際にご報告いたします)、あくまで口頭でのことではありますが、その場で即、おふたりの町長から、前向きにご検討いただける旨申し出ていただきました。

想定外の展開に、思わず涙がこぼれそうになりました(これホントです)。両町の町長はもとより、このようなご縁を繋げていただいた阿見町・千葉町長にあらためて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

その後、『是非、議場を見たい!』とのご要望に応じ、急遽、議場をご覧いただき、午後は瀬戸屋敷をご案内いたしました。

この度は、非常に貴重なご縁をいただき、心より感謝いたします。茨城県の各町村ますますのご発展を祈念申し上げると同時に、次回はわれわれが訪問させていただき、学ばせていただきたく、よろしくお願いいたします。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

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