🔷副反応について
・高齢者新型コロナワクチン予防接種の副反応として、接種後に注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱等がみられることがあります。こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。
・まれな頻度でアナフィラキシー(急性のアレルギー反応)が発生したことが報告されています。もし、アナフィラキシーが起きたときには、医療機関ですぐに治療を行うことになります。また、mRNAワクチンでは、頻度としてはごくまれですが、心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。心筋炎や心膜炎の典型的な症状としては、ワクチン接種後4日程度の間に、胸の痛みや息切れが出ることが想定されます。こうした症状が現れた場合は速やかに医療機関を受診してください。
・接種後に副反応と思われる症状が出てお困りの場合は、まず、接種医またはかかりつけ医へご相談ください。なお、意識障害や呼吸困難等の重篤な症状の場合は救急車を要請してください。
🔷健康被害救済制度
すべての予防接種では健康被害(病気になったり障がいが残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、被害をなくすことはできないことから、国による救済制度が設けられています。
制度の詳細については、
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