基本目標
1.自分らしくいきいきと暮らせるまち
高齢者が自己決定に基づき、住み慣れた地域で自分らしくいきいきと暮らしていくことができるまちを目指します。
そのために、一人ひとりが自らの人生を考え、適切に意思を決定していく支援を行います。
また、その意思決定を支えるため、健康寿命の延伸、介護予防や自立支援の推進に取り組みます。充実した生活が送れるよう、働く場の確保やボランティア活動の推進、生涯学習・スポーツ・レクリエーションなど、多様な社会参加機会の充実に努めます。
2.住み慣れた地域でお互いさまで支えあうまち
一人ひとりが自分の能力を発揮し、お互いに関わり合い支えあうことで、高齢になっても役割を持ちながらいきいきと暮らせるまちを目指します。
住まい、医療、介護、予防、生活支援が一体的に提供されるよう地域包括ケアシステムを更に発展させ、その中核的機関である地域包括支援センターの機能強化に取り組みます。
また、地域のコミュニティを生かした支えあい活動を推進し、生活支援体制の整備を行います。地域での「共生」が重要である認知症関連施策についても充実に努めます。
3.介護が必要になっても住み続けられるまち
日常生活に介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で生活を続けることができるまちを目指します。
介護や医療がスムーズに連携し、在宅生活を支える体制づくりに取り組むとともに、介護家族の負担軽減に努めます。
4.安心・安全なまち
安全が確保され、安心して暮らし続けられるまちを目指します。
生活の基盤である安全な住まいの整備や情報提供を行います。また、災害や緊急時に備えるための支援や、感染症への対応に取り組みます。
5.介護保険事業の円滑な実施
日常生活圏域はこれまでと同様に、全町で「1圏域」を維持します。
高齢者が要支援や要介護状態になっても自立した生活を送ることができるように、介護サービスに関する情報を提供するとともに、相談体制の充実を図ります。
また介護保険サービスが必要な際にも、公平な負担のもと、質の高い介護が受けられるよう介護サービスの質の向上・給付の適正化に取り組みます。