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2023年8月15日 更新
町長ブログ 令和5年7月28日~8月25日

8/25(金) 協働のまちづくり

8月20日(日)、全国の自治会・町内会に寄り添い、課題解決に取り組む“まちづくりコンサルタント・水津陽子氏”の講演会に出席しました。

協働のまちづくりを進める我が開成町・企画政策課が主催したもので、現職の自治会長さんらがご参加くださいました。

加入率の低下や役人の担い手不足といった課題は全国共通であり、その理由も概ね同様であることを再認識しました。

課題の背景としては、自治会がどのような活動をしているか知らない/分からない、メリットが不明、収支が不透明、役の負担が重い、知り合いがいないなどが挙げられました。

自治の会であり、“メリット=何か与えてもらえる”との考え方は誤っているとしながらも、今の若者は会費の使われ方が不透明であることなどには非常に敏感になっているとし、価値観の変化にも対応する必要性を説かれました。

自治会の存続自体が目的化すると失敗する、あるべき姿を描いてから、そこ向かって、今どうあるべきか?というバックキャスティング的な発想を推奨されました。

具体的には、働きながらでも参加できる仕組みづくりや、IT活用(特に“LINEのオープンチャット機能”)による効率化・負担軽減を図ることは不可欠との考えでした。

自治会の未来は真っ暗か?と言えば、決してそんなことはなく、横浜市の転入者へのアンケートにおいて、“70%が「困ったときに助け合える地域の絆・人とのつながりが必要と感じる」と回答したこと”を引き合いに、潜在的なニーズは間違いなく存在する、と明言。しかしながら、現実的には、自治会はその受け皿になり得ていない、との結論でした。

町としても、自治会が如何にして、その受け皿足り得るのか?それぞれの自治会の事情に合わせながら、そして試行錯誤を重ねながら、あるべき姿をともに模索したいと思います。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

8/24(木) 行政DX勉強会

8月18日(金)、e-CORPORATION.JP代表取締役である廉宗淳氏に行政DXに関する勉強会を開催いただきました。企画政策課、総務課そして税務課の担当者とともに教えをいただいてまいりました。

廉氏は、明治大学公共政策大学院時代の私の恩師であり、現在は大阪府の特別参与(スマートシティ関係・デジタル改革関係)として行政DXの推進に尽力されています。青森市で13年間、佐賀県で8年間、情報政策を統括された経験から、行政とデジタル化の両方を真の意味で知る“日本で唯一、自治体のCIOに値する人物”を自称して憚らないお方です。

「町民サービスや庁舎内の業務におけるデジタル化の進め方」と題して、約2時間の講義+約1時間の質疑応答というなかなかの長丁場ではありましたが、アッという間でした。

やはりここでも、最終的な理想像・あるべき姿を描いてから、現状を分析し、今何を行うべきか?を考えることが大事との教えでした。現在の“無駄や無理を洗い出し、デジタル化はあくまでその解決法のひとつ”との考え方でした。

思い出すのは、6年前、明大院にて廉先生の講義「Eガバメント」を受講した際、購入を指示された教科書がIT関連ではない「失敗の本質~日本軍の組織論的研究~」だったことに衝撃を受けたことです。講義が進む中で追加された教材が「空気の研究(著者:山本七平氏」!何故日本でイノベーションが起きないか? デジタル化が進
まないのか?について、日本人論と結び付けて考察することを求められた格好です。

15回の講義修了後、デジタル化先進国(世界ランキング2位)であり、廉先生の母国韓国に、その先進事例をこの目で見るために視察に連れて行っていただきました。

その際、『これまで100回以上も日本の国会議員やお役員を案内したが、見て終わり、行動に移さない』と嘆いておられました。先生にとっては、“行くことが目的化しているのが日本人“という結論でした。

われわれ開成町一行はそう非難されないよう、学んだことを、もしくは今後あらためてご教示いただくことを実践に移し、役場業務の生産性の向上、ひいては住民の幸せに結び付けることができるよう努めます。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

8/23(水) 消防庁長官より直接講義!

8月9日(水)、神奈川県の町村長向けのセミナーにて、消防庁長官 原邦彰氏より直接、講義をいただきました。

現職への就任はこの7月ということで、まだ日が浅いですが、旧自治省に入省以降、様々な“危機管理部門”に携われたご経験もあり、思い入れのある、且つ確たる信念に基づくお話は非常に熱がこもっておりました。

また、この6月まで総務省自治財政局長でらしたことから、“地方財政”についてもお話をいただけるという非常に贅沢な1時間半でした。

同氏は神奈川県のご出身であり、現在も在住ということで、県下の市町村や地理などに精通してらっしゃったこともあり、質疑応答は各町村のかなり具体的な話題ばかりとなりました。

講義のサマリーは以下の通りです。

「地方財政の諸課題」

・2040年にかけて、国としては高齢者数は増加し、高齢化率も上昇するが、高齢者数が減少する/ほとんど増えない県がある。その先も見据えて、この事実に留意して政策運営がなされるべき。

・国の債務は増え続けているが、地方(都道府県・市区町村)の債務は2013年あたりをピークに減少傾向にある。引き続き地方財政計画が果たす重要性は変わらない。

・地方の歳出の内訳に関しては、“社会保障関係費の一般行政経費”が増加の一途。そのしわ寄せで“投資的経費(公共事業)”が大きく減少した。ただ、前者に関しては、前述の通り、高齢者数が増え続けるわけではないことにも留意が必要。

・防災減災関連の地方債は、非常に有利な条件で発行できる。国が“防災減災・国土強靭化”に対する取り組みを強化していることの表れ。


「消防・防災行政の諸課題」

・自然災害発生時においては、“緊急消防援助隊”が極めて重要な役割を発揮する。(熱海市の土石流災害や平成30年7月西日本豪雨など、具体的な出動実績についてご説明あり)

令和5年度の予算においても、総額約137億円のうち、約52億円を緊急消防援助隊の充実強化に配分。

・国として、防災減災・国土強靭化を推進するための事業に、令和4年度第2次補正予算において、総額70億円のうち、65億円を配分。

・引き続き、緊急防災・減災事業債は有利な条件で発行できるようになっており、多額の予算を計上している(企業規模5,000億円)。積極的に活用されたい。

・消防団員数は全国的に引き続き減少中。処遇を改善すべく、令和4年度以降、①年額報酬の標準額を36,500円とした、②支給額が自治体によって様々である出動手当について、1日あたり8,000円を標準額と定めた、③報酬の支給方法を、活動記録に基づいて団員個人に支給することとした。

・全体を通して強調されていたのが“Wise Spending(賢い支出)”の重要性。財政支出の質を改善し、政策効果のより高いものに支出しなければならない、との意味を解釈されます。

・霞が関ではなく、われわれ市町村の現場の具体的な課題に関する話も多く、非常に有意義な講義となりました。また、このご縁も今後に活かさせていただければと思います。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

8/22(火) 茨城県古河市を訪問しました

先々週になりますが、茨城県古河市を訪問しました。主たる目的は、同市が先駆的に取り組んでいた事業(産業振興+子育て支援)を学ぶためでした。※事業内容については、しかるべき手順を経て、より煮詰まった段階でお知らせいたします。

開成町においても是非導入したいと検討をしている中、同市が取り組んだ経緯や成果、課題などをご教示いただきました。詳細にわたる資料等をご用意いただいた上、パワーポイントでプレゼン用のファイルも作成いただき、ご説明いただきました。

大変よい学びとなり、今後に活かせるデータやアドバイスも頂戴しました。貴重なお時間を割いていただいたご担当者には感謝の言葉もありません。

今回の訪問は、私が2年間通った明治大学公共政策大学院の学友であり、当事業の導入を主導した張本人である同市職員にアレンジをお願いしました。大学院在籍時の様々な意見・情報交換を行いましたが、各自治体が実際に取り組んでいる様々政策の中で、いくつか「これは開成町でもいけるのでは?!」と強く感じたもののひとつが現在検討中の取り組みでした。

有難いことに針谷市長や企画政策部長にもお時間をいただき、同市の取組等に関するお話もいただきました。当方の喫緊の課題として、“災害時相互応援協定の締結先”を探している旨お伝えし、ご理解とご支援をお願いしました。また、11月に茨城県町村長ご一行が開成町にお越しになる話題も提供させていただきました。

古河市さんには今後とも交流・連携の可能性を探らせていただければ、ありがたいです。今後ともよろしくお願いいたします。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

8/21(月) 自治日報社に取材を受けました

8月7日(月)、自治日報社編集部の高橋一之記者に開成町を取材いただきました。同氏とは明治大公共政策大学院時代の学友という縁もあり、今回はじめて開成町にお越しいただくこととなりました。

「自治日報」は、1948年創刊、全国唯一の地方自治専門紙です。“国及び地方公共団体並びに地方公共団体相互間の連絡協調を緊密にするとともに、地方自治思想の普及徹底を図り、その世論の喚起を促し、中央・地方を通ずる啓蒙と地方自治本旨の実現に資すること”をその発刊の目的としています。

同日は、高橋記者を町内1周、案内させていただいた後、
1. ゼロカーボンに向けた町の取り組み、町民向け補助制度、
2. 子どもに関する各種データ連携によるリスクの可視化(子ども家庭庁データ連携実証事業)、
3. 町議会議長・議会事務局より、自習スペースとしての議場開放、専用ウェブサイト開設や議会だよりの刷新など、町議会の先進的な取り組み
等について説明させていただきました。

どのように編集いただき、記事になるかはまだ分かりませんが、全国に向けて「人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町」を発信いただけるよう、楽しみにしています。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

8/18(金) 中学生地域交流ゲートボール大会

8月6日(日)、第40回開成町中学生地域交流ゲートボール大会が4年ぶりに開催されました。

上延沢、円中、榎本の各自治会から中学生チームが出場、町議会議員さんや文命中学校の先生方、青少年指導委員もチームを編成して、楽しみながらも腕を競いました。

中学生は大会前に各自治会在住のゲートボール協会員と一緒に練習を重ね、この日を迎えました。地域での縁が薄れつつある今日、ゲートボールという全世代が楽しめるスポーツを通じて世代を超えた“交流”をしていただいた格好です。

私も遡ること十数年前、PTAチームで参加しました。子どもたちが体育祭で?同級生全員が揃えたTシャツを親が借りて出場するなど、親の方が盛り上がってしまった思い出があります。

世代間交流の貴重な機会となっていたこの大会ですが、残念ながら、様々な事情から、今回を最後に歴史に幕を閉じることとなりました。
これまでご尽力いただいた歴代の青少年指導員の皆様、各地区の育成会やゲートボール協会の皆様に心より感謝いたします。

今後は、今回知り合った地域の人々と自治会行事等で交流したり、少なくとも会ったらあいさつする程度の関係はあって欲しいです。また、パークゴルフなど他のスポーツや趣味などを通じて、地域や町の中で、緩いつながりが維持されることを願っています。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

8/17(木) 「平和のつどい」

8月15日(火)、78年目を迎える終戦記念日。開成町遺族会の皆様のご尽力により、追悼式が酒田神社慰霊塔並びに吉田島供養塚にて開催され、参列してまいりました。

午後は、4年ぶりに「平和のつどい」が開催され、私自身初めて出席させていただきました。戦禍で犠牲となられた英霊の御霊に対して、謹んで哀悼の誠を捧げ、あらためてご冥福をお祈りいたしました。同時に、ロシアによるウクライナ侵攻など今日においても戦争が起きている現実に、世界の恒久平和をあらためて祈願した次第です。

さて、4年ぶりの「平和のつどい」ですが、内容が盛り沢山、中身も非常に濃いものでした。すべての詳細をお伝えできないのが残念ですが、3つの紙芝居(イラスト+朗読)が披露されました。

1.    「異人館はショコラ色」
太平洋戦争が始まった昭和16年、横浜在住の外国人約50人が“敵国人”として捕まり、南足柄市内山の抑留所に収容され、厳しい生活を強いられた。

抑留者から「SOS」に対して、付近の住民が食糧を差し入れるなど、暖かい手を差し伸べた。警察・軍の知るところとなり、厳しい叱責を受けたものの、住民の一部は夜間に支援を続けた、というあらすじ。戦時中に、「ひと」としてどうあるべきか?! 考えさせられるお話でした。

2.    「シディングハム・デュアの抑留日記」
内山の抑留所に収容された当時19歳の医学生デュア(横浜生まれ育ちの英国籍青年)が綴った日記を基にした紙芝居。

ご子息・出羽仁さんが来場され、『父(シディングハム・デュア氏)は、生前、内山は自然に恵まれて、良い所だったくらいしか話さなかった。しかし、死後、日記を読み、抑留生活は約50名中5名が亡くなるなど、非常に厳しいものだったことが分かった』など、お話をいただきました。

また、出羽さんは、この日記を基に「英国人青年の抑留日記 Interned In Wartime Japan」を執筆されました。そして、貴重な1冊を開成町図書室に寄贈いただきました。

戦争の悲惨さを、極めて身近なところで起きていた事実を踏まえながら、後世に伝えるために、活かさせていただきたいと思います。

私も個人的に1冊購入させていただきました。日記は日本語と英語の両方で書かれているとのこと、戦争の実態について学びながら、子どもたち向けの英語学習の教材としても使えないか、思案中です。

※8月16日(水)付け神奈川新聞(17面かながわワイド)にて、「平和のつどい」に関する記事が掲載されました。ウェブサイト”カナロコ”に掲載された記事はこちらから。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

8/16(水) 神奈川県の主要な取り組み

過日、令和5年度神奈川県町村長会議に出席しました。今年度の県による主要な取り組みについて、黒岩県知事はじめ3名の副知事、各局局長から説明をいただきました。

神奈川県が今、どのようなことに力を入れているか?!概略は以下の通りです。

1.新たな総合計画を策定する
・県としても人口減少社会に入ったことをあらためて確認。社会環境の変化、不確実性の高まりなどを受けた“さらなる課題の顕在化”にも対応するものを目指す。

・策定過程においては、市町村=現場の声をできるだけ拾う努力をする。

・人口に関する知事の考え方: 社人研などが推定する減少は受け入れ、何が何でも維持・増加への反転を目指すようなスタンスではない。主に労働力を確保するために外国人(労働者)の受け入れに知恵を絞り、具体策を講じるなど、現実的な課題に見合った対応を推進する。
(過日、ベトナムなども視察し、アジア諸国の動向などを確認したとのこと。西アジア諸国が揃って少子高齢化が進行していることから、人材獲得競争が激化すると想定している、と理解しました)

2.脱炭素社会の実現に向けた取り組みの強化
・温室効果ガスを2030年までに2013年比50%削減を目指す国の目標46%削減を上回る水準!

・『削減の成否は結局企業次第のようなところがあるのでは?』との私の質問に対しては、新規に開設した『ワンストップ窓口』を是非活用されたい、との回答でした。

3.子ども子育て支援を強化する
・国の方針「異次元の少子化対策」にも沿い、予算を増強。

・これまでの柱「切れ目ない支援」、「あたたかいコミュニティ」に加え、「社会全体で子ども子育てを応援する機運の醸成」を図る。全市町村の子育て担当課からヒアリング実施中(開成町は8月2日に実施済み)。

・産科、小児医療施設の誘致への補助を拡充。

・子ども食堂に注力。居場所、多世代交流、学習場所など様々な可能性を秘めている。NPOむすびえと全面的に協働していく。

4.「AI技術により消え替かけの白線ゼロ」の取り組み
・AIを活用して道路の白線の摩耗状況を把握。今年度着手、3年かけて県内を一巡。

・今年度中に、Aランク(標示の8割以上が消滅。推算1,000㎞、全体の9%)を完了予定。来年度、Bランク(6割消滅。1,100㎞、10%)を完了予定。

県の方針とそれを踏まえた実際の取り組みにも沿いながら、開成町民にとっても福祉の一層の増進が果たされるよう努めてまいります。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

8/15(火) 市町村向け災害対策専門研修

8月1日(火)、県下市町村の首長や防災担当者向けの災害対策専門研修(主催:神奈川県と、阪神淡路大震災を機に設立された「人と防災未来センター」)を受講しました。

講義+演習の構成自体は一般的と言えそうですが、朝日放送テレビ(株)のディレクターによる「災害対応における広報のあり方」や、新聞やTV局の現役社員による模擬記者会見などは新鮮で新たな学びがありました。

演習は、県西部を震源とするM8.2、震度7の地震が発生を想定し、がけ崩れなどにインフラ被害状況、人的被害・住家被害の状況、ライフラインや交通施設などの被害状況などが詳細にわたり設定された上で、今後想定される課題の解決のために“何をいつまでに行うか?”を訓練しました。

そして、被害状況の伝達や支援要請などを“メディアを通じていかに発信するか?”を模擬記者会見を通じて学びました。的を射た質問が矢継ぎ早に寄せられたことに、本番さながらとの印象を受けましたが、前述の通り、プロの報道関係者でした。

前週には役場職員らと水害想定の図上訓練を実施しましたが、引き続き、町民の皆さんの安心安全のため、いざという時に命を守るために鍛錬を積んでいきます。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

8/14(月) 開成駅周辺のごみ拾い

7月27日(木)、 “開成駅前連絡所安全サポーター“の活動に、防災安全課の小玉課長、深澤さんとともに参加しました。毎月27日に実施いただいている活動で、役場職員の参加はコロナ禍で一旦見合わせていただいておりましたが、この度復活した次第です。

この日は13名が参加。3つに分かれて、1時間弱、開成駅周辺の安全を見守りつつ、歩道等のごみ拾いを行いました。

サポーターの皆様には、9月の開成阿波おどりなどにおいても、安全見守りにご協力いただいております。そのご尽力に心より感謝いたします。いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

8/10(木) 松田地区建設業協会よりご寄附を頂戴しました

先週8月3日(木)、(一般社団法人)松田地区建設業協会より、防災・災害対応のため活用されたいとの主旨でご寄附をいただきました。

以前はブルーシートなど物品で頂戴しておりました。近年は現金で頂戴し、防災・減災のための活動や、災害発生時に必須となる物品・資材などの購入に充てさせていただいております。

ご厚意に深く感謝いたします。ありがとうございます。町民の皆さんの安心・安全のため、命を守るために、有効に使わせていただきます。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

8/9(水) 各自治会で夏祭り復活!

8月5日(土)、5自治会において、いずれも4年ぶりに夏祭りが開催され、お邪魔してきました。

それぞれ特色があり、趣向を凝らしたご苦労の跡が見えました。コロナが完全収束には至らない中での開催、自治会長さんはじめ役員の方々のご苦労も多かったと推察します。

それでもコロナ前の正常を取り戻しつつある感は強く、各位のご尽力に敬意を表します。

下島自治会は止む無く開始前にお邪魔することとなってしまいましたが、町内最大の公園・駅前公園の広さも活かし、広々とした空間に模擬店が軒を連ねていました。

人口も最多、お祭りの規模も最大でした。舞台では開成ジュニアアンサンブルさんの演奏が予定されており、お祭りが芸術鑑賞や多世代交流の機会にもなる素晴らしい企画だと感じました。

宮台自治会では盆踊りの真っ最中でした。多世代の多くの方々が踊りの輪に加わる光景に、“日本の夏”を感じることができました。多くの方がお集りいただくこの機会を利用させていただき、開成町消防団の特設第1分団による団員募集活動も実施させていただきました。

下延沢自治会は酒田神社で開催。背の高い木々に囲まれた日陰のお陰で暑さも和らいだ感じでした。境内の舞台を有効に活用され、他では見られない“マジックショー”など余興のプログラムが充実していました。

榎本自治会は立派な櫓が聳え立っていました!会場設営は大変だったと思いますが、近年新たな宅地・住宅分譲が増加している中で、多くの若い世代の参加も見られたようです。お楽しみ抽選会が開催され、番号札を握る子どもたちの姿が微笑ましかったです。こちらので会場では特設第2分団が団員募集の活動を実施させていただきました。

最後は地元中家村自治会。会場のみどり遊園地は広くはありませんが、日枝神社のお堂が解体撤去されたことで幾分余裕ができました。抽選会は小学生が運営するなど、多世代の交流も図られていました。また、過去に一旦取りやめとなった号砲の花火が復活、否が応でもお祭り気分が盛り上がりました!

公民館での打ち上げには多くの子どもたちを含む100名近くが参加!慰労もそこそこにあらためての盛り上がりを見せていました。

実質的には、社会活動や経済活動との両立を図るアフターコロナのステージに入っています。今後も“正常化”に向けて進展することを祈りつつ、花火大会(8/26)、阿波おどり(9/9)が大いに盛り上がることを期待してやみません。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

8月8日(火) 足柄上郡総合体育大会 2年連続総合優勝!

7月23日(日)・29日(土)・30日(日)、第72回足柄上郡総合体育大会が開催されました!

開成町は見事2年連続総合優勝を果たしました!おめでとうございます。

各競技に出場いただいた選手の皆さん、開催にご尽力いただいたスポーツ協会他の皆さん、応援に駆けつけてくださった方々、ありがとうございました。そして、大変お疲れ様した。

種目別では、サッカー、バスケットボール、ソフトテニス、バレーボール、剣道、陸上(大井町と同点優勝)が優勝! 野球、バトミントン、ソフトボールが準優勝、卓球が3位となりました。

勝負は時の運、郡総体は親睦・交流が大事であるものの、負ければ正
直悔しいもの。皆さんの日頃の鍛錬が結果に結び付いたと思います。

今回は、いずれの種目においても、20代の若者に多く参加いただいきました。同級生といえども、町内に住んでいても、そう頻繁に会うことはないもの。この機会がミニ同窓会のような形になれば嬉しい限りです。

用事を済まして、夜19時過ぎに帰宅したら一本の電話。野球に出場したメンバーで打ち上げ中とのこと。お邪魔してまいりました。スポーツを通じた多世代の町民の交流。いいものです。皆さん、また来年も出場お願いします。楽しみにしてます。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

8/7(月) 災害図上訓練を実施しました

7月27日(木) 13:30から約3時間、災害図上訓練を実施しました。

“図上訓練”とは? やり方はいろいろありますが、「提示される様々な災害情報に対して、役場職員をはじめとする災害対策を講じる部隊や消防や自衛隊などの関係機関(そして住民など)が、状況を整理、分析、判断しながら対応していく訓練」です。

DIG(Disaster災害、Imagination想像、Gameゲーム)とも呼ばれ、災害をイメージし、防災につながる行動を訓練するものです。

当日は、神奈川県防災アドバイザーをはじめ、自衛隊、県西県政総合センター、県警の方々にもご参加いただき、災害対策本部のみならず、関係機関の間の“情報の共有”をひとつのテーマに掲げ、訓練しました。

事前にシナリオを知らされない「ブラインド型」としました。開成町防災安全専門員である葛西さんと渡邉さんが作成し、災害対策本部長(私)も防災安全課長も次に何が起きるかを知らされない中で、逐次変化する被害状況や河川の水位、天候などを踏まえ、対応しました。

参加した職員約50名も、いざと言うときに町民の皆さんのいのちを守るために、高い緊張感をもって対応しました。

因みに、想定されたケースは、
・前日、雨量の増加や酒匂川の水位上昇等を受け、“警戒レベル4”に達し、“避難指示”が発令、指定避難所が開設されたところから訓練開始。

・翌朝、雨量並びに水位はピークは越え、天候も回復の予報。避難者からは『帰宅してもよいか』との問い合わせが相次ぐ。

しかしながら、依然として雨は止まず、累積雨量の増大に酒匂川左岸(松田町側)で土砂崩れが発生。酒匂川が部分的ながらも堰き止められる格好となり、遂には右岸(開成町側)の金井島の土手が決壊、吉田島地区に浸水、というシナリオでした。

・そして、訓練も終わりに近づいた頃、“緊急地震速報”がけたたましく鳴り響く展開に。一瞬、本当に地震が起きるのか/起きたのか?と頭が混乱してしまいましたが、訓練の一部でした。。。

複合災害もあり得る!という警告が発せられ、訓練終了となりました。葛西さんには見事にしてやられましたが、これぞブラインド型訓練の意義とも言えます。

今回の訓練をいざという時に活かせるよう、そして、引き続き想像力と判断力の鍛錬に励みます。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

8月4日(金) 開成町から政党へ要望

先月、各政党による“要望ヒアリング”が実施されました。具体的には、開成町から国や県への要望事項を、自民党、公明党、立憲民主党、かながわ未来それぞれの神奈川県議会議員団に対してお伝えし、ご理解とご支援をお願いしました。

国や県への要望は日頃から個別に行われている活動以外に、町村会を通じたもの(足柄上郡全体の要望を含む)や知事との懇談会など定期的にその機会を与えられるもの要望などがあります。

開成町にとって最重要・最優先の事項に関しては、すべての機会を利用して訴えることになりますが、機会によって要望事項を選別することもあると承知しています。

今回の“政党要望ヒアリング”においては、以下の3項目を採り上げました。

1. 開成町内を流れる2級河川の整備による浸水対策
(水害防止のため、これから市街地の形成を予定しているエリアにおける調整池設置にかかる負担軽減のために、要定川と仙了川の整備を求めるもの)

2. GIGAスクール構想整備事業
(町立小中学校の児童生徒にひとり1台ずつ整備したタブレット端末の更新費用と、児童生徒や教員の増加などに伴う新規購入費用の国費負担を求めました。また、端末の更新に際して、広域的な共同調達のイニシアチブを発揮されたいことも合わせて求めました)

3. 富士山噴火対策
(富士山火山避難における住民の県内外への避難先の確保を県が主導して行われたいことを求めました)

県議団毎、4日間に分けて実施され、それぞれ30分間が与えられた中で、私が20分程度プレゼンし、残りの時間に我々との質疑応答や、県議団からオブザーバー参加されていた県職員の皆さんに質問等が行われました。

町単独での努力ももちろん必要かつ重要ではありますが、町民の幸せのために働く町と、県民の幸せのために働く県議の皆さんは、それぞれの案件において同意が得られれば、共同歩調で要望事項の実現に向けて働くべきであります。今後ともお力添えをいただきたく、よろしくお願いいたします。

尚、前述のその他の要望の機会などを利用して、今回取り上げた3項目以外に、県道の整備・建設促進、開成駅前の交番設置、酒匂川の堤防強化・浚渫、専門人材の派遣の継続拡充などに関しても継続して要望しております。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

8/3(木) 消防団員を募集しております

先週7月25日(火)、「開成町消防組織強化推進連絡協議会」の意見交換会を開催しました。消防団員を増やすにはどうすればよいか?ご意見をいただきました。

意見交換会には、消防団長と各分団の正副団長、各自治会の自治会長と防災部長、消防団OB、そして、日本製紙クレシアさんと明治ゴム化成さんの総務部長さんもご出席いただきました。お忙しい中、お仕事を終えられた後の夜分にお時間を割いていただき、ありがとうございました。

まず、開成町消防団の現状ですが、7分団(1分団あたりふたつの自治会を担当)、91名の団員が活動いただいております。ただ、条例で定める団員の定数108名(本部3名+1分団あたり15名×7分団)には満たない状態が続いています。

第1分団(岡野・金井島)と第3分団(牛島・みなみ)は定数通り15名の団員がおり、特設第1分団(下延沢・宮台)と第5分団(下島・パレットガーデン)も団員14名とあと1名で定数に達します。

欠員は特設第2分団(榎本・中家村)が4名、第4分団(上島・河原町)が5名、そして第2分団(上延沢・円中)が6名となっております。

全体でみますと、過去7年間に、団員や各自治会役員の皆様などのご尽力により、計33名が新規に加入いただきましたが、計38名がお辞めになったことから差し引き5名減少となっております。

昨年、①新規加入団員の年齢上限の撤廃、②在勤者も加入可、③災害発生の出動への報酬の見直しなどの改革が実行されました。団員の増加という効果はまだ出ておりませんが、一段の減少を食い止めている可能性もあり、前向きに捉えたいと思います。

さて、今回、頂戴したご意見は、
・団員は組長を免除することとした(岡野、金井島)
・手当を増額すべき
・5年在籍で退職報奨金20万円が支給されることなど、もっとアピールすべき
・団員には、防災減災などに役立つ資格取得の費用を負担するなどメリットを付与してはどうか
・現在、団員を輩出している企業以外にも依頼すべき
などです。

ご参考まで、現在の団員報酬は、年間52,000円、訓練や警戒への出動に対して1,400円/回、災害発生時の出動に対して1,000円/1時間となっております。消防庁の指針に基づき、他の市町の水準も勘案しつつ決定した内容です。

いただいたご意見を踏まえ、他の自治体での取り組みも参考にさせていただきながら、防災安全課とあらためて協議させていただき、必要と考える措置と行動をとってまいります。

開成町在住もしくは在勤の18歳以上の方、「私たちの町は私たちが守る!!」、お力をお貸しいただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

8/2(水) 開成町立小学校 デジタル図書を利用できます!

今年6月、開成町立開成小学校と開成南小学校は「School e-Library」を導入しました。児童は約1,000冊のデジタル図書を制限なく読むことができるようになっています!

この夏休み期間中は、GIGAスクール構想により1人1台整備したタブレット端末を自宅に持ち帰って利用することが可能となっています。是非「School e-Library」にアクセスしてみてください。

まずは“面白そう“と感じるところから手にとってみてはいかがでしょう。必ずしも”勉強“のためではなく、様々なジャンルの本を読んでみよう! いろいろな考え方や生き方があることに気がつくかもしれません😊

※「School e-Library」についてはこちらから

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

8/1(火) 円中自治会 夏祭り&文化展

先々週末7月22日(土) 円中自治会の夏祭り&文化展にお邪魔しました。現時点では、10自治会が夏休み期間中にお祭りを開催する予定であり、その先陣を切っての開催でした。

“4年ぶり”であること、自治会館内で文化展を同時に開催されたこともあり、大盛況!でした。

屋外では、カラオケ大会の美声が轟く中で、焼きそば、とうもろこし、焼き鳥、フランクフルト、かき氷などが振舞われ、ゆかた姿を含む子どもたちからシニア世代まで多くの方々で賑わっていました。お先に失礼させていただきましたが、円中連による阿波おどりも披露されたようです。

屋内では雰囲気が一転、静かな空間に絵画や書道作品、陶芸品などが展示されておりました。お世辞抜きであまりのハイレベルに心を揺さぶられてしまいました。

地域の人々が集い、交流し、日本の夏を楽しむ機会をご準備いただきました自治会役員の皆様のご尽力に敬意を表します。

また、この機会を利用させていただき、開成町消防団による団員募集活動も実施いたしました。嬉しいことに、中学生から加入宣言をいただくなど、暑い中団員の皆様にご協力いただいた甲斐がありました。場所をお貸しいただいた福泉寺さんに感謝いたします。ありがとうございました。

今後も各自治会にお邪魔いたします。よろしくお願いいたします。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

7/31(月) 吉田島高校草花部「開成ブルー”の栽培に挑戦!」

あじさいの剪定作業のご報告の際にもお伝えいたしましたが、県立吉田島高校の草花部の皆さんに、開成町オリジナルのあじさい「開成ブルー」の栽培に挑戦していただいております。

7月22日(土)付けのタウンニュース足柄版に、その取り組みに関する記事が紹介されました。(タウンニュース足柄版の記事はこちらから)

これまでは、その育成を非常に少数の方々のご尽力に頼り切りであったため、流通量も限定的でした。今年のあじさいまつりにおいても、その希少性や美しさによる人気から、ご購入を望まれる方が少なくありませんでしたが、いかんせんお売りできるものが枯渇しておりました。

そのような状況下、開成町産業振興課より吉田島高校さんへ栽培(&販売)の提案をさせていただき、今回の挑戦にいたった次第です。

約1,000本、挿し木からの活着(根づいて生長し続けること)を目指して取り組んでいただいているところです。来年、多くの花が咲きますよう祈っております。引き続きよろしくお願いいたします。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

7/28(金) 夏休み期間中、学習スペースとしての公共施設開放!

開成町では、この夏休み期間中、町民センターと役場庁舎の一部施設を学習スペースとして開放いたします(ご利用は無料です)。

公共施設は皆さんにご利用いただくための施設です。「COOL SHARE(クールシェア。涼しいところに集まり、涼しさを共有する取り組み)」にも資するものです。

勉強する環境を変えてみよう!静かなところで仕事に集中してみよう!議場や町民センターがどんなところか見てみよう!目的はそれぞれです。是非一度お試しください。

詳細は以下の通りとなります。

〇開成町民センター 中会議室A・小会議室A
対象: 町内在住の小学生
期間: 7月21日(金)~8月20日(日)

〇開成町民センター 図書室
対象: 小学生以上
期間: 通年

〇開成町民センター 町民活動サポートセンター交流スペース
対象: どなたでも
期間: 通年

〇役場庁舎 町議会議場(3階)
対象: 中学生以上(町内外を問いません)
期間: 7月21日(金)~8月28日(月) ※土・日・祝日除く

※より詳細の情報はこちらから(開成町ホームページ)

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

本文終わり
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