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2023年11月15日 更新
町長ブログ 令和5年10月25日~11月22日

11/22(水) 長野県諏訪市におけるフィールドワークに参加

11月10日(金)・11日(土)、長野県諏訪市を訪れ、丸の内プラチナ大学が主催するフィールドワークに参加してきました。

同大学は、ビジネスパーソンを対象とするキャリア講座で、まちづくり活動の一貫として、都市のビジネスパーソンが地方創生などソーシャル分野に関ることで、課題解決力や新規事業創出につなげるヒントを学び、同時に多様な人的交流を促すことを目的としています。

今回参加した“逆参勤コース”は、地域課題をテーマとして、市長をはじめ行政への提案や市民とのワークショップなど、課題解決や新たな価値創造を図るものです。今回のフィールドワークには国家公務員から大学生までの13名が参加しました。

諏訪市は、人口約5万人、面積109㎢。諏訪湖、諏訪大社、上諏訪温泉、地酒など観光資源に恵まれたまち。時計・カメラ・レンズなど精密機械工業など製造業が基幹産業。

今回、東京での座学も通じて、同市について学びましたが、人口は2000年以降、減少傾向にあるものの、前述の通り、“資源”は豊富で、“魅力”のあるまちとの印象を強くしました。

それでも、産業界の担い手不足という課題を抱え、今回、同大学の活動を通じて、外部の声に課題克服のヒントを探ることになりました。

2日間、複数の製造業者、酒蔵、宿泊業者、味噌製造業者、中山間地の集落などを視察させていただいた後、3日目に課題克服に向けた提言を市長あてに行いました(私は2日間のみ参加)。

参加者からは、副業による人材創出、諏訪マイスター制度の設立、諏訪でパパママリフレッシュプロジェクト、スマート農業の推進、道の駅・諏訪湖プロジェクト等々が提案されました。

多くの市職員が同席され、発表後には、参加者と提案の詳細について語り合う光景が見られました。私の提案に対しても、メールにて問い合わせがあるなど、その本気度が窺え、真摯な姿勢に誠に感心した次第です。

将来的に、わが開成町においても同様の取り組みを実施する可能性を探りながら参加しました。今後検討してまいります。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

11/21(火) 「かながわこどもまんなかミーティング」

11月9日(木)、「かながわこどもまんなかミーティング」(主催: 神奈川県)に出席しました。

会議の主旨は、“子ども・子育てに関する支援施策のさらなる充実と機運醸成に向けて実施主体である市町村と県がより一層連携して取り組むため、こども家庭庁の協力の下、知事と市町村長により意見交換を行うもの”です。

こども家庭庁・小宮長官の講演「こども施策の課題と展望」、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえの西川氏の講演「地域の子どもの居場所づくり」を拝聴した後、意見交換へ。

テーマは“子育て支援のデジタル化”、“結婚・妊娠・出産・育児の切れ目のない支援”、“子どもの居場所づくり”の3点。事前のアンケートに基づき、それぞれ3自治体から事例の紹介がありました。私自身、様々な分野での最新の情報の入手に努めてはいるものの、初めて聞く内容もあり、大変参考になりました。

・箱根町: 公立小中学校のみならず、在住の高校生への通学費を補助。需要が強い夜間保育への対応が課題。

・藤沢市: 学童保育における待機児童を解消すべく数を増やしたが、夏休みをピークに、2学期に入ると利用児童が激減。民間に委託して、サマースクールにて対応することに見直した。

・相模原市: 電子母子手帳アプリ「さがプリコ」の登録率が31%と低迷していたが、出産・子育て応援交付金の申請手続きに利用したら、95%に急上昇した。

・鎌倉市: 子ども食堂の拡充に注力、民間14団体が連携して実施している。

・座間市: おむつのサブリスクリプションを実施中。

・大磯町: “朝の学童”を実施中。7時15分に始まり、一緒に朝食を食べる。

“デジタル化”に関する意見交換にて、3自治体が予定通りの発表を行った後、黒岩知事より『他にご意見等は?』との投げかけに、突然、名指しで指名されました!

実は、任意の発表の時間があるとのことだったため、準備していました(33市町村の代表の前で、手を上げるか躊躇して矢先でした・・・)

開成町が取り組んでいる“こどものデータ連携”について説明させていただきました。具体的には、子どもに関するデータ(県、町長部局、教育委員会がそれぞれ保有するデータ)を連携して、要支援家庭のリスクを判定・分析・可視化することで、早期の発見と早期の支援に繋げる試みです。子ども家庭庁の実証事業の一環として、目下検証中であり、有用な結果が出ることを期待しています。

その後の懇親会でも、県の局長さんらとの会話の中で、その取り組みの話題に触れていただきました。指名されたことに感謝します。ありがとうございました。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

11/20(月) 「第53回かいせい文化祭~芸能発表の部~」

11月4日(土)、開成南小学校にて、第53回かいせい文化祭りがコロナ前の姿で、盛大に開催されました。

開催に際しまして、ご後援いただきました開成町文化団体連絡協議会の皆様、運営を担っていただきました運営委員会の皆様のご尽力に感謝いたします。

子どもたちからシニアまで、26団体にさんかいただき、様々なパフォーマンスをご披露いただきました。が参加!

太鼓やオカリナ、ピアノにウクレレ、ギター、大正琴などの楽器演奏。弦楽合奏やジャズバンド、さらには浪曲に民謡、コーラス、各種ダンスに体操!と超盛り沢山でした!

あくまで個人的に、最も印象的だったのは?“浪曲”です。何せ初めて鑑賞したこともありますが、なかなか衝撃的でした。お一人で何役もこなしつつ、淀みのまったくなく、声の抑揚もお見事の一言。勉強にもなりました。

今更ですが、文化・芸術とは?流行の生成AIで調べてみました。『芸術活動とは、作品の創作と鑑賞によって精神の充実体験を追求する文化活動』
『創造性を発揮し、培い、個性を伸ばし、自らの啓発を図ろうとする自発的、自主的な営み』、とあります。ちょっと難しい表現ですが、的を得た回答がでした。

しかしながら、AIや最新のデジタル技術を活用すれば、確かに、いかなる芸術作品もできる世の中だと思いますが、やはり心を打つ、本物の芸術はわれわれ人間にしかできないと思います。

人と自然が調和した町・開成町でそれぞれの文化・芸術活動を通じて豊かなこころを育まれた開成町民の皆さんの発表、素晴らしかったです。来年も楽しみにしています。

人と自然が調和した町・開成町 町長 山神 裕

11/17(金) 100人カイギマーケットに開成町のパン屋さんが出店

11/3(金・祝)、4日(土)の2日間、東京は目黒E-Parkにて開催されたイベント“100人カイギマーケット”へ開成町のパン屋さんが出店されました。

“100人カイギ“とは、そのまちで働く100人を起点に、人と人を緩やかにつなぐコミュニティ活動です。毎回5人登壇×20回=100人がルールで、全国各地で開催されており、開成町においては2019年11月から2022年7月にかけてリアルもしくはオンラインで開催されました。

今回の“100人カイギマーケット”は、全国の100人カイギに登壇された方々が2日間にわたり、出店&登壇・プレゼン・ディスカッションするイベント。開成町にお声がかかったのは、コロナ禍に屈することなく、オンライン配信を駆使するなど工夫を凝らしながら、20回をやり通した実績が評価されたため、とのことでした。

都会のど真ん中に開成町の“ラシーヌさん”、“アスランさん”、“奥田製パンさん”のパンが並び、感無量でした。開成町の観光パンフレットやふるさと納税のチラシも配布させていただき、知名度アップのために非常にありがたい機会にもなりました。

開成町をはじめ全国の100人カイギのスタッフの皆さんは本業を務めながら参画されており、本当に頭が下がります。このような方々が地域の人々を繋ぎ、支えてくださっていることをあらためて実感しました。ありがとうございます、そして今後ともよろしくお願いいたします。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

11/16(木) 茨城県町村会ご一行が来町

10/31(火)・11/1(水)の両日、茨城県町村会ご一行が足柄上郡を視察に来られました。

明治大学大学院のゼミの先輩である阿見町・千葉町長より御相談いただき、境町さんと親交の深い山北町さんとわれわれ開成町をご訪問いただくこととなりました。11町村の町村長(12町村のうち1町長がご欠席)と茨城県職員3名にお越しいただき、本当に貴重な時間とご縁をいただきました。

10/31(火)は山北町・湯川町長にご案内いただき、新東名工事現場を視察いただいた後、(株)トヤマを訪問、遠藤社長よりお話を頂戴しました。私は、小田原市内での夕食にご一緒させていただき、各町村の取り組み等々、多くの情報・意見交換をさせていただくことができ、非常に有意義なひと時となりました。

翌日は開成町にお越しいただき、庁舎にて“開成町のこれまでとこれから”について、企画政策課、都市計画課の担当者&私からお話させていただきました。予定時間を超えるほど、多くの質問をいただきましたが、ご関心はやはり、人口増加の要因・背景、ZEB庁舎に集中しました。

私からは自らの思い、今後のまちづくり計画などについて述べさせていただいた後、最後にあるお願いをさせていただいたところ(実現した際にご報告いたします)、あくまで口頭でのことではありますが、その場で即、おふたりの町長から、前向きにご検討いただける旨申し出ていただきました。

想定外の展開に、思わず涙がこぼれそうになりました(これホントです)。両町の町長はもとより、このようなご縁を繋げていただいた阿見町・千葉町長にあらためて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

その後、『是非、議場を見たい!』とのご要望に応じ、急遽、議場をご覧いただき、午後は瀬戸屋敷をご案内いたしました。

この度は、非常に貴重なご縁をいただき、心より感謝いたします。茨城県の各町村ますますのご発展を祈念申し上げると同時に、次回はわれわれが訪問させていただき、学ばせていただきたく、よろしくお願いいたします。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

11/15(水) 瀬戸屋敷「秋の市」! 多くの子どもたちが参加!

11月3日(金・祝)、季節外れの暑さとなりましたが、快晴の下、あしがり郷瀬戸屋敷「秋の市」が開催されました。

地元の農家さんと一緒に、地域の子どもたちと楽しく学べる農業まつりです🌾 収穫体験や釜戸炊き体験、段ボール迷路、全部答えるまで帰れま10“瀬戸屋敷クイズ!”などなど、多くの子どもたちで盛り上がりました😊

瀬戸屋敷は指定管理者・(株)オリエンタルコンサルタンツはじめ、関係者のご尽力により、今年度、年間200日近くも来日外国人旅行客が訪れるなど、大変賑わっております。町にとっても、非常に有難いことです。ただ、開成町民の皆さんが、当事者として、この町の施設にどこまで関わり、楽しんでいただいているか? 課題なしとはしません。

その意味で、今回のイベントは町の子どもたちや保護者の皆さんと地元農家の皆さんと実際に交流いただき、そして様々な取り組みを楽しんでいただいたことから、とても意義深いものがあったと実感しています。

翌日11月4日(土)の夜、地元農家の方々、出店者、主催者らが集う懇親会にお邪魔しました。お手製のお料理の数々に舌鼓を打ちながら、イベントを振り返り、来年に向けても前向きな発言が相次ぐ中、楽しいひと時を過ごさせていただきました。

皆様大変お疲れ様でした。瀬戸屋敷が今後も町民が集い、楽しめる居場所となるよう願います。今後ともお力添えをよろしくお願いいたします。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

11/14(火) 開成町こども政策担当課・田中課長が登壇!

10月28日(土)、さいたま市にて開催されたセミナー「未来を創造する公衆衛生看護活動の展開」(主催: 全国保健師長会。全国保健師長会 南関東・東京ブロック研修会)に、開成町子育て健康課 こども政策担当課長・田中美津子さんが登壇されました!

実践報告のコーナーで、「小さな町だからこそ、できること」と題して、小規模自治体だからこそ、“やりたいと思うことを自分でやれる”ことをプレゼンテーションされました。

まずは、開成町について、そして開成町の組織体制についてご説明された後、“小さな町だからこそ、できること”を、その理由として、町民と顔の見える関係、意思決定までのスピード感、役場内の連携のし易さ、職員が幅広い経験をできる点などを挙げられて説明されました。

準備からプレゼンまで、大変お疲れ様でした。特に全国の小規模自治体の皆さんの参考になったに相違ありません。開成町を発信いただき、ありがとうございます。

今後も開成町職員の皆さんの活躍ぶりについてお伝えします。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

11/13(月) 新潟県小千谷市へ

10月30日(月)、防災安全課担当者とともに、新潟県小千谷市へ行ってまいりました。

小千谷市は中越地方に位置し、人口約3.4万人、面積約155㎢の市。錦鯉発祥の地であり、世界一の大きさ“四尺玉の花火”が上がる片貝まつりが開催されるまち。

訪問の目的は、2004年に発生した中越地震の災害対応現場で得た教訓を共有し、将来に活かすために発足した組織「ネットワークおぢや」の事務局と顔の見える関係を構築することです。

開成町は、同ネットワークにその発足後、間もなく加盟。現在、構成団体は90自治体に上っています。具体的に、自然災害や災害対応に関する研修会の開催、被災地における支援などが実践されています。

開成町においては、現在、発災時に行政サービスをできる限り滞ることなく提供すること、避難所運営を円滑に行うこと、そして、復興に向けてスピーディーに対応することなどを目的に、県外の自治体と災害時相互応援協定の締結に向けて鋭意努力しているところです。しかしながら、現実的に、各自治体の事情は異なり、思うに任せぬところがあります。

そんな状況下、この「ネットワーク小千谷」は、いざという時、相互に助け合える非常に貴重なつながりと言えます。

まずは宮崎市長と面談。中越地震発災当時の話や、現在、構想を描いてらっしゃる防災センターの計画などについて伺いました。また、当方にとって強い関心がある“図書館複合施設”(旧小千谷総合病院跡地に建設中)についても、その狙い等々を伺いました。共感できる点が多々あり、意を強くした次第です。

次に、「ネットワーク小千谷」の事務局を務める防災安全課にお邪魔し、課長さんらから組織体制、防災公園をはじめとする各種取り組み、降雪に伴う課題や原子力発電所に関連するリスクなどについてご説明いただき、情報・意見交換をしました。

人口や面積(開成町の24倍)以外にも、気候が著しく異なるなど、事情は大きく違いますが、防災への意識の高さは格別のものがあると実感しました。

最後に、防災安全課ご担当者におぢや震災ミュージアム「そなえ館」をご案内いただきました。災害体験の伝承と防災の学習・研修を目的とする施設で、中越地震発生直後の姿をリアルに伝える展示が多く、衝撃的でした。

ビニルハウスや庁舎駐車場で一夜を明かす市民、車中やテント内での避難生活、20~30㎝ほどの割れ目の入ったマンション、実物大で再現した仮設住宅など、防災意識が自ずと高まる生々しさでした。

中越地震を3D映像で体験できるコーナーや、過去に発生した多くの大地震の揺れを再現する施設など、先進的な設備もありました。

前日の開成町防災講演会に続き、防災一色の二日間。強い防災意識を維持し、いざという時に適切な行動がとれるよう努めてまいります。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 山神 裕

11/10(金) 開成南小学校の運動会!

10月28日(土)、開成南小学校の運動会が開催されました。6学年が一堂に会しての開催は4年ぶり。お天道様も味方し、絶好の運動会日和となりました。

テーマは「ともに輝け、最高の舞台で」。テーマ以上に、子どもたちが本当に輝いている姿に接することができ、嬉しく、誇りに感じました。

開会式でのラジオ体操やアナウンス、白線の引き直し、各種目の準備&片付けなどなど、児童自らが運営全体を担っていました。“運動会の歌”や種目ごとに流れる音楽の選択も児童が行ったとのこと。全体を通して、しっかりと役割を分担して、滞りなくスムーズに進行、素晴らしかったです。

また、プログラムそれぞれに“一味”加えられ、工夫が凝らされていました。単なる綱引きではなく、長らくダンスを披露しながら、音楽が突然止まった瞬間から綱引き開始!

ボールを頭上もしくは股下から手渡して進むリレーでは、次のグループにバトンパスする際に、どこからそのボールを投げるかは児童の判断次第。大逆転の可能性がある一方で、キャッチに失敗すると戻ってやり直し。“リスクとリターン“について学べる機会になっていました。

見る側も十分に楽しませていただけた、オリジナリティ溢れる運動会。子どもたちにとってもきっとよい思い出になったでしょう。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

11/9(木) 鈴木喜稀さん、パワーリフティング93㎏級の日本記録を更新!日本一に!

10/27(金)、パワーリフティング93㎏級の日本チャンピオン鈴木喜稀さんが偉業のご報告に来庁されました。 

まず、“パワーリフティング“とは? スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの3種目を3試技ずつ行い、各種目の最高重量の合計で競う競技です。

鈴木選手は、5月に開催された第52回全日本パワーリフティング選手権大会において、日本記録を更新して(トータル940.5㎏。スクワット345㎏、ベンチプレス275㎏、デッドリフト320.5㎏)、見事! 優勝されました。おめでとうございます㊗

開成町在住、湯河原町役場に勤務されながら、小田原アリーナなどで鍛錬を積む日々。11月には、リトアニアで開催される世界大会に出場されます。合計であと20~30㎏上乗せできれば、目標である“世界大会でのメダル”が視野に入るとのこと。悲願達成に向けて頑張ってください! 応援します!

 ※鈴木喜稀さんのプロフィールはこちらのサイトから

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

11/8(水) 第25回図書館総合展へ

10月26日(木)、初めて、“図書館総合展”(@パシフィコ横浜)へ行ってまいりました。

文字通り図書館をテーマとする展示会、図書館総合展運営委員会が主催し、図書館関連では国内最大規模。

諸団体が時宜にかなったテーマでフォーラムを開催したり、ブースを構え、自社製品や出版物を展示・説明。主催者によれば、「図書館運営者・関連業界とコンタクトをもつのに最大かつ最良の機会であるだけでなく、読書・学習・研究環境についての最新技術と知見が一堂に会する場」であるとしています。また、注目度の高い「Library of the Year」の最終選考会も行われている。

さて、私はと言えば、まずフォーラム“電子図書館サービスのさらなる普及に向けて(主催: 図書館流通センター)” に参加しました。電子書籍の現状(新刊: 紙ベース 約7万冊、電子書籍 約52万点。電子図書導入率: 全自治体の29%、人口ベースで62%、全図書館の47%。市が先行、町村は出遅れ)や、日本のインクルーシブ教育の出遅れ等について学習。目から鱗の話も少なくなく、行って良かった!と感じました。

展示スペースを何周も歩き回り、図書館を活用した官民連携の賑わい創出事業(福井県敦賀市)、セルフ座席予約システム、英語書籍・絵本、図書館DXなどを見て、説明を受けました。引き続き勉強を重ね、開成町のまちづくりに活かしたいと思います。

余談ですが、各ブースで来場者の相手をしている各企業・団体の方々が皆さんおしとやかで、“営業”のスタンスがいたって大人しいことでした。自治体情報化推進フェアなど他の展示会では、ほぼすべてのブースで、ノベルティグッズを積極的に配布し、名刺交換やアンケート記入を求めてこられるのとは対照的でした。お陰でゆっくり、じっくり回れましたが、ビジネスマンの視点では大丈夫かな?なんて余計なことを考えてしまいました。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

11/7(火) 「まちづくり町民ワークショップ」 参加者を募集しています!

町では、令和7年度からのまちづくりの方向性を示す、次期開成町総合計画の策定に取り組んでいます。

総合計画は開成町という地域全体の計画であり、町民の皆さんとの協働が欠かせません。そこで、将来のまちの姿を一緒に考えてくださる方を募集しています。開成町の未来のために、皆さんの思いやご意見をぜひ寄せてください。

日程とテーマは以下の通りです。
第1回 令和5年12月18日(月)19時~21時
 テーマ: 10年後の開成町のありたい姿について、意見交換し、第2回で希望するテーマを選んでいただきます。

第2回 令和6年1月18日(木)19時~21時 
テーマ: 第1回の議論を踏まえて、子育て、教育、健康づくり、医療・介護、防犯・防災、産業といったテーマについて、今後のまちの方向性を考えます。

第3回 令和6年2月15日(木)19時~21時
テーマ:第1回、第2回の議論を踏まえて、開成町の10年後のありたい姿を整理します。

※場所はすべて開成町役場1階町民プラザです。
※対象は、町内在住の18歳以上の方になります。

奮ってご応募ください。よろしくお願いいたします。

※ワークショップの詳細についてはこちらの町ホームページをご参照ください。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

11/6(月) 農地環境整備事業を視察(山梨県北杜市)

10月24日(火)、山梨県は北杜市を訪れました。

神奈川県土地改良事業団体連合会足柄上支部 並びに 神奈川県足柄上地区土地改良事業推進協議会の主催による農業先進地の視察ためです。

具体的には、放棄地対策である“農業企業参入事業”について学び、実際に参入した(株)ベジ・ワン社のパプリカ栽培農場を見学させていただきました。

まず、“農業企業参入事業”については、その目的を
①地域の新たな担い手の確保
②雇用機会の創出
③荒廃農地や耕作放棄地の解消
④固定資産税・法人市民税等の税収増加
とし、2011年以降今日までに、26社が進出、146haの荒廃農地が解消され、地元に600名の雇用が生むなど、成功裡に推移しています。

参入に際しては、驚くことに、企業側にお願いしたことはなく、すべて企業の方から“北杜市で耕作したい”との希望に基づくものとのことでした。

北杜市の気候的・環境的優位点がその要因とされ、具体的には、
①日照時間の長さ(約2,500時間/年、cf.日本の平均2,000時間)
②名水の郷(日本のミネラルウォーターの40%を産出)
③盆地特有の昼夜の温度差
④交通アクセスの良さ(首都圏、名古屋圏いずれにも100~150㎞)
⑤桑園跡地が多く、大規模なほ場の確保が可能、などが挙げられました。

まったくもって羨ましい限りですが、その優位性を見つめ直した戦略が功を奏したと言えましょう。

開成町の場合は、町域自体が広くない上、気候的にも格別の特徴や優位性は乏しいと言わざるを得ません。とは言え、企業による農業参入は放棄地対策等にとって非常にありがたいことに違いなく、積極的に働きかける営業活動が不可欠です。

官民の農業関連機関とも連携しながら、また、既往の仲介制度も活用しながら、引き続き、企業を含めた担い手の確保に努めたいです。

※視察報告はこちらの開成町ホームページに掲載しておりますのでご参照ください。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

11/2(木) 中家村自治会文化祭

10月22日(日)、開成町中家村自治会の文化祭が5年ぶりに開催されました!

公民館の1・2階をフル活用して、住民の皆さんの秀逸な作品の数々をはじめ、防災グループ“たんぽぽ”さんのオリジナルグッズの展示、阿波踊り“みどり連”や体育部などの活動報告が会場を埋め尽くし、さらに国際無線の体験会まで開催されました。

そんな中、作品の前で立ち尽くし、悲しい思いに浸ってしまったのが、過日お亡くなりになった水野由美先生の書道作品。豪快な『不動』と方眼紙の上に書いたのではないか見間違うほど精密な写経。圧巻でした。

生前、自治会の行事の式次第や、表彰状等々への名入れをすべてお願いしておりました。駅伝の優勝旗のペナントは、上手過ぎること自体で非常に目立っていました。そして、自治会からの御礼の類はいっさい受け取らず、『そういうつもりで協力しているのではない』とキッパリ言われたことが昨日のことのようです。

生前に頂戴したご厚情ご厚誼に感謝いたします。ありがとうございました。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

11/1(水) 男の料理教室! 試食させていただきました。

10月20日(金)、開成町子育て健康課主催の「男の料理教室」が開催されました。

私も過去に2度参加させていただいたことがありますが、今回は誠に恐縮ながら、食べる役割だけ担わせていただきました。

定員いっぱいの12名の男性が参加、いつも通り、開成町食生活改善推進協議会の皆さんが指導にあたられました。

今回のメニューは高野豆腐のそぼろ丼、ひじきのお浸し、しいたけのポタージュ、そしてデザートの杏仁豆腐でした。とても健康的なメニューでありながら、美味しさも追求!なかなかハイレベルな“教室”との印象です。

初参加の方にとってはチャレンジになり、『もう少し易しいメニューがよかった』との感想も。一方で、皆勤賞の方にとっては腕の振るい甲斐があった、といったところでしょうか。

いずれにせよ、本当に和気あいあい、おしゃべりが絶えず、楽しさが伝わってきました。

男性と女性を区別すること自体が問題視される世の中になりつつありますが、この場合は男女平等や家事の分担の視点以外に、様々な事情で男性おひとり住まいの場合に、(世代によるかもしれませんが)料理ができる/できない、やる/やらないによって食生活に大きな違いが生じることから、あくまで“男性”のための教室と銘打っているものと理解しております。

今後も定期的に開催されることが望まれます。ご興味いただける方は是非次回ご参加ください。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

10/31(火) 開成町社会福祉大会に出席しました

10月22日(日)、開成町福祉会館にて、4年ぶりに開催された“令和5年度開成町福祉大会”(主催:開成町社会福祉協議会)にお招きいただき、出席いたしました。

その目的は、地域の福祉に携わる関係者が一堂に会し、永年にわたり社会福祉の発展に寄与された方々の功績を称えるとともに、開成町らしい共助文化の将来を展望することにより、誰もが安心して暮らせる福祉のまちづくりをより一層推進するためです。

“コーラスカワセミ”の皆さんによるオープニングコーラスが披露され、温かい雰囲気で開幕。

まず、表彰状ならびに感謝状の授与式が行われ、福祉分野のボランティア活動を長年率先された方・団体として、蓑田容子様(みなみ)、辻村純夫様(中家村)、小野優子様(中家村)が、福祉関係団体の代表者等をお務めいただいた小野清士様(中家村)と三橋修様(上島)が表彰されました。

開成町の社会福祉の担い手として、長きにわたりご尽力いただいたことに深く敬意と感謝を申し上げます。また、表彰された方々以外にも、それぞれの立場から、強い責任感をもって開成町の福祉事業にご協力いただいている方はたくさんおられます。この場をお借りして、そのお力添えに対して心より感謝申し上げます。

引き続き、福祉作文コンクールの入選者が表彰されました(小学生、中学生各10名)。社協会長賞を受賞された山田紗羽さん(開成小6年)と竹内勇太さん(文命中3年)が代表して朗読しました。

山田さんは「素敵なことば」と題して、お祖母様を手伝ってあげたり、助けてあげると、いつも『ごめんね』と謝ることを引き合いに、助け合い・支え合いはお互い様であり、謝ることではない。自身が助けてもらったときは『ありがとう』という素敵な言葉で感謝の気持ちを表現するようにしており、お祖母様にも謝らなくていいんだよ、と伝えているとのこと。優しい人間性が溢れるとてもよい話でした。

竹内さんは、『世代を超えた地域交流』と題して、ゲートボール大会にて世代間交流を経験し、ゲームそのものもさることながら、地域の大先輩との交流を心底楽しんだ様子と、いずれは自らも地域の人々に対して世代間交流の素晴らしさを伝える側になりたいと思いを作文に込められました。中学生にして、地域での多世代交流に意義を見出していただいたことに驚きました。その大先輩らも、中学生との交流できたことを竹内さん以上に嬉しく、そして楽しんでいただいたものと思います。

地域での福祉活動にご尽力いただいている方々に感謝すると同時に、小中学生から感動と刺激をいただく機会となりました。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

10/30(木) 第1回かいせい町民フェスタが開催されました!

10月21日(土)、 第1回かいせい町民フェスタが開催されました! (@庁舎1階町民プラザ、町民センター、役場駐車場)開成町町民活動サポートセンターにご登録いただいている町内外の各種団体をはじめ、公的機関、民間企業、ボランティア団体など54もの団体・個人にご参加いただきました。

子どもから大人まで、いろいろな体験ができ、学べて、遊べて、そして食べれるイベントです。昨年までのサポセンまつりをベースに、グレードアップさせたとの位置付けです。

第1回ということで、ご来場者数に不安を抱えておりましたが、いい意味で裏切られ、大変多くの方々にお越しいただき、嬉しい悲鳴となりました。ご協力いただいた方々に深く感謝いたします。ありがとうございました。

驚いたのは、「町立開成南小学校5年2組」が参加されていたこと。“健康とは何か?について調べ、考え、学んだことを展示し、校歌にのせた”リズム体操”や、動物動画の視聴によるセラピー効果の実験などとてもハイクオリティな取り組みでした。凄い!

あらためて、ご参加・ご出展いただきました団体・個人の皆様、大変ありがとうございました。今回の結果を検証の上、来年、より多くの町民の皆さんに楽しんでいただけるような企画を目指します。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

10/27(金) 開成町議会事務局 佐藤久子さんが登壇!

10月12日(木)、滋賀県大津市で開催された「市町村議会事務局職員研修」(主催: 全国市町村国際文化研究所)にて、開成町議会事務局の佐藤久子さん(副主幹)が登壇しました。

研修プログラムの1コマを任され、「開成町議会事務局の取り組み」と題して、全国に先駆けた先進的な取り組みの数々を紹介、説明されました。

プレゼンテーションのタイトルは『change(変革) & reform(改革)』。この時点でかなりイケてます!

(以下、頂戴したプレゼン資料から)
開成町の紹介の後、通年の会期制(2015年~)、日曜議会(2005年~)、タブレット端末利用などのデジタル化(2020年~)、議会映像のインターネット配信(2021年~)、議会報告会の動画配信(2022年~)などについて紹介。

さらに、佐藤さんの提案を含め、2021年4月に実現した取り組みとして、 「ギカイだより」の変革(タブロイド版に変更)、議会ウェブサイトの新規開設と一般質問の予告動画&感想動画の配信、自習室としての議場開放、日曜議会での託児サービス、議場での小中学校の授業実施、公式議会YouTubeの立ち上げなどを説明されました。

そして、それぞれの提案における“なぜ?”について、その根拠や思いをお話されました。紙ベースの発信への需要は後退。“読む”から“見る”の時代へ → 動画で迅速に発信! 幅広い世代に議会に対する関心を寄せて欲しい → 託児サービス、など。

最後に、ご自身の基本姿勢や今後のことについて総括されました。

開成町ギカイが全国から注目を集めています。視察も相次ぎ、現在、新規申し込みは謝絶状態です。

佐藤さんはじめ職員、議員の皆さんのご努力と実践による賜物です。

今後も開成町職員の皆さんの活躍ぶりについてお伝えします。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

10/26(木) 湘南ベルマーレフットサルクラブと『包括連携協定』を締結しまし た!

10/20(金)、湘南ベルマーレフットサルクラブと『包括連携協定』を締結しました。協定は足柄上郡5町がそれぞれ、個別の連携内容にて締結しましたが、メディアの方々にもお越しいただいた締結式を合同で開催しました。

目的は、“相互に連携を図り、双方の保有する資源を有効活用することにより、スポーツや観光の振興などを進め、もって地域社会の活性化を図り、持続可能なまちづくりを推進すること”にあります。

開成町の連携内容は、以下の9項目です。
1. スポーツの振興に関すること
2. 観光の振興に関すること
3. 子育て支援に関すること
4. 環境保全に関すること
5. 高齢者福祉および障がい者福祉に関すること
6. 人材育成に関すること
7. 開成水辺スポーツ公園の利用促進に関すること
8. 酒匂川サイクンリグコースの利活用に関すること
9. その他、目的達成のために必要な事項に関すること

今後、具体的に、開成水辺スポ―ツ公園や酒匂川サイクンリグコースの利活用や、障がい者福祉や貧困対策などにおいて対等な立場で取り組んでいきたいです。

よろしくお願いいたします。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

10/25(水) ごみ最終処分場の現地確認

10月16日(月)~17日(火)、長野県中野市に行ってまいりました。目的は、開成町が属する足柄西部清掃組合の最終処分場の現地確認を行うためです。組合長の山北町・湯川町長、開成町環境上下水道課・井上課長らと同行しました。また、一般廃棄物処理業には市の認可が必要であるため(2年更新)、中野市の担当部署にもご挨拶に寄らせていただきました。

現地とは、委託先である飯山陸送㈱が管理運営する“ハサマ第二処分場と水処理施設です。同社・勝山常務と運搬を担う㈱三凌商事営業部・川島部長から詳細にわたる説明をいただきました。

現地確認は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令並びに、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則に基づき、処分の実施状況を1年に1度以上、その実施が定められております。

ハサマ第二処分場は埋め立て面積 18,858㎡、埋め立て容量 248,074㎥。当処分場は、当組合の2町をはじめ全70自治体から廃棄物が搬入されています。

令和4年5月から埋め立てが開始され、今日までに全容量の1/8程度まで埋め立てが進行していることを確認しました。埋め立て期間は令和12年4月までということで、残り7年間で容量に達し、満杯となる見通しです。ただ、容量を使い果たした後も、30年間は水質やアスベスト、放射能などの環境モニタリングを継続しなければならないこととなっています。

地元には、雇用創出の効果があるものの、概して迷惑施設の一種とされる類の施設とされる中で、当処分場の建設に際しては、周囲1㎞の住民に対して説明会を数回にわたり実施したとのことです(県条例にて最低4回開催する必要あり)。ただ、同社は地域住民と比較的良好な関係を築き、今では、地域の人々が処分場周辺の草刈り作業や清掃作業を有償で担っているとのことでした。

自身初の現地確認でしたが、運搬並びに埋め立て作業の委託業者との顔の見れる関係性を構築することと、現場の作業並びに管理運営体制を自らの目で確認することが、持続的にごみ処理事業を問題なく完遂するために重要であると感じました。

因みに、開成町のごみ処理関連費用、並びにそのうちの燃えるごみ処理関連費用は後掲の参考データの通りですが、絶対的な金額並びに一般会計予算に占める比率において、比較的大きな額であり高い比率となっています。

中長期的な財政健全化のために、地方地自法で定めるところの最小のコストで最大の効果を得るために、その費用の削減(1人当たりの費用が最重要指標と考えます)が引き続き課題であると認識します。

今後、ごみの量の削減、一層の資源化の促進、再利用やシェリングにおける新たな取り組みなどを模索していきたいです。

尚、今回の現地確認については、開成町ホームページの“町長の部屋-視察報告”に報告レポートを掲載させていただいております。

※参考データ
〇最終処分場への灰等搬出量と搬出回数(令和4年度)
・主灰搬出量・回数: 211㌧、30回
・飛灰搬出量・回数: 490㌧、81回
・破砕屑搬出量・回数: 112㌧、19回

〇開成町 ごみ処理関連費用
・令和2年度: 2億3,831万円(1人当たり 13,136円)
・令和3年度: 2億4,575万円(1人当たり 13,333円)
・令和4年度: 2億2,814万円(1人当たり 12,307円)

〇開成町 燃えるごみ処理関連費用
・令和2年度: 1億7,073万円(収集運搬委託費 3,289万円+足柄西部清掃組合負担金 1億3,756万円)

・令和3年度: 1億7,382万円(収集運搬委託費 3,289万円+足柄西部清掃組合負担金 1億4,090万円)

・令和4年度: 1億6,100万円(収集運搬委託費 3,625万円+足柄西部清掃組合負担金 1億2,471万円)

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

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