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2021年4月1日 更新
開成町福祉コミュニティプランを改訂しました
令和3年度~令和7年度を計画期間とする『開成町福祉コミュニティプラン(開成町第4期地域福祉計画・開成町社会福祉協議会第6次地域福祉活動計画)』を策定しました。

計画の主旨

 日本の社会は都市化が進むなかで、家族構成の変化(核家族化)、生活様式の多様化等の社会構造の変化により、これまで日本が築いてきた家族や地域のつながりが希薄となり、孤独死や虐待、引きこもり、8050問題などが大きな社会問題となっています。
 こうした中、国の動きとしては、平成12年の社会福祉法の改正により、地域福祉計画の策定が市町村の努力義務と位置付けられて以降、現行の仕組みでは対応しきれない多様な生活課題を解決するために、地域における支え合いの仕組みづくりが重要であること等が示されました。
 また平成28年7月に「我が事・丸ごと」地域共生社会対策本部が設置され、制度・本部ごとの「縦割り」や「支え手」「受け手」という関係を超えて、住民や地域の多様な主体が「我が事」として参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えて「丸ごと」つながることで、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく「地域共生社会」の実現を目指しています。

 開成町においては、自治会を中心とした地域福祉活動やボランティア団体等が活発に活動しており、支え合いの取り組みが機能してきました。一方で、少子高齢化が進行する地域や宅地開発による社会増の地域など、開成町における地域の状況が大きく変化してきました。

 こうした近年の社会経済動向や地域福祉を取り巻く状況の変化を踏まえ、今後の開成町と社会福祉協議会における地域福祉推進の理念や具体的取り組みを一体的に定め、地域福祉の更なる充実を図るために、「開成町福祉コミュニティプラン(開成町第4期地域福祉計画・開成町社会福祉協議会第6次地域福祉活動計画)」を定めるものです。

本計画の位置づけ

 開成町は、平成22年度に地域住民・社会福祉協議会・町が、緊密な連携のもとで地域福祉を推進していくために、「開成町コミュニティプラン」を策定しました。本計画は、町の行政計画である「開成町地域福祉計画」と「開成町社会福祉協議会第6次地域福祉活動計画」を一体的なものとして策定します。

 本計画では、近年の社会情勢や国の動向等を踏まえ、新たに「自殺対策計画」「成年後見制度利用促進基本計画」「再犯防止推進計画」を含めて策定します。

計画期間

令和3年度~令和7年度(5か年)

基本理念

みんなで育もう!誰もが安心してイキイキと暮らせる福祉のまち かいせい

取り組みの方向

~地域共生社会の実現~
子どもや高齢者、障がいのある方など、すべての人々が地域や暮らし、生きがいをともに創り、高め合うことができる社会を「地域共生社会」と言います。
開成町では、地域福祉が支え手側・受け手側に分かれるのではなく、地域のあらゆる住民のみなさんが、それぞれに役割をもち、支え合いながら自分らしく活躍できる地域コミュニティを育成し、地域の公的福祉サービスと協働し助け合いながら安心して暮らすことができる仕組みを構築し、「地域共生社会」を実現します。

地域共生社会の実現に向けて持つべき視点

①地域で共生の文化を創出する挑戦【共生文化】
②地域のすべての人々が参加・協働する段階へ【参加・協働】
③重層的なセーフティネットの構築【リスクの軽減】
④包括的な支援体制の整備【包括的支援体制】
⑤「支え手」「受け手」が固定されない参加・働く場の創造【多様な場の創造】

基本目標

基本目標1 人材づくり ~福祉への理解と関心を深め、地域福祉の担い手を発掘・育成します~
基本目標2 地域づくり ~住民同士の支え合いの関係づくりを促進します~
基本目標3 しくみづくり ~誰もが自分らしくイキイキと暮らせるよう、支援体制を充実します~

計画書

福祉コミュニティプラン(開成町第4期地域福祉計画・開成町社会福祉協議会第6次地域福祉活動計画)
計画本文

【前期計画】
福祉コミュニティプラン(開成町第3期地域福祉計画・開成町社会福祉協議会第5次地域福祉活動計画)はこちらから

本文終わり
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福祉介護課
説明:高齢者福祉、地域福祉、障がい福祉、町営住宅、DV相談、医療費助成(重度障がい者)介護保険、介護予防など
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TEL:0465-84-0316
FAX:0465-82-5234