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2024年11月20日 更新
帯状疱疹ワクチン予防接種費用の助成について
 開成町では、帯状疱疹の発症及び重症化予防を目的として、ワクチン接種に係る費用の一部を助成します。
 ワクチン接種を希望する方は、接種による副反応等のリスクもあることから、事前に十分に医師と相談のうえ、接種をご検討ください。

帯状疱疹とは

 帯状疱疹は、水痘(水ぼうそう)と同じウイルスで起こる皮膚の病気です。日本人成人の90%以上は帯状疱疹の原因となるウイルスが体内に潜伏しており、過労やストレスなどで免疫力が低下するとウイルスが活性化して帯状疱疹を発症します。50歳以上になると発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になると言われています。
 帯状疱疹の主な症状として、体の左右どちらかに生じる痛みやかゆみを伴う発疹が現れます。皮膚症状が治癒した後も痛みが残ることがあり、これは帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼ばれる合併症で、帯状疱疹の後に一定の頻度で発症します。
 帯状疱疹の疑いがある場合は速やかに医療機関を受診しましょう。

帯状疱疹ワクチンについて

 現在、国内で製造販売が承認されているものは、生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン)と不活化ワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)の2種類があり、50歳以上の方を対象に、任意接種(予防接種法の対象外)として実施されています。
 心臓病、腎臓病、肝臓病や血液の病気などの基礎疾患のある方、ワクチンの成分によりアレルギーを起こす恐れのある方等、接種に不安のある方は事前に医師にご相談ください。
 
種類 生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン) 不活化ワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)
販売名 ビケン シングリックス
接種回数 1回 2回
(2回目は1回目接種から2か月後)
※2か月を過ぎた場合でも6か月以内に接種してください。
接種方法 皮下注射 筋肉内注射
持続性 5年程度 少なくとも10年間
価格 医療機関により異なります。
※詳細は医療機関へお問い合わせください。
主な副反応 発生頻度 10~50% 注射部位の赤み、かゆみ、熱感、腫れ、痛み、硬結 50%以上 接種部位の痛み
1~10% 倦怠感、発疹 10~50% 接種部位の赤みや腫れ、胃腸症状、頭痛、筋肉痛、疲労、悪寒、発熱
1%未満 関節痛、筋骨格痛、動悸、痛み 1~10% かゆみ、熱感、倦怠感、痛み
    1%未満 浮動性めまい、鼻咽頭炎、気道感染、無気力症
接種を受けられない方 ○ 先天性および後発性免疫不全状態の方
○ 副腎皮質ステロイド剤や免疫抑制剤などの治療を受けている方
妊娠していることが明らかな方
○ 水痘ワクチンによる強いアレルギー症状(アナフィラキシーを起こしたことがある方
○ 明らかな発熱(通常37.5℃以上)がある方や急性疾患にかかっている方
○ その他、医師が予防接種を受けることが不適当と判断した方
○ 帯状疱疹ワクチンによる強いアレルギー症状(アナフィラキシーなど)を起こしたことがある方
○ 明らかな発熱(通常37.5℃)がある方や急性疾患にかかっている方
○ その他、医師が予防接種を受けることが不適当と判断した方

助成対象者

次の全てに当てはまる方が助成対象となります。
  1. 接種日時点で開成町に住民登録がある50歳以上の方
  2. 令和6年4月1日以降に帯状疱疹ワクチンを接種した方(令和6年3月31日以前に接種した場合は「助成対象外」です。)
  3. これまでに帯状疱疹ワクチン接種にかかる本町の費用助成を受けたことがない方

助成額

種類 生ワクチン
(乾燥弱毒生水痘ワクチン)
不活化ワクチン
(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)
助成額 3,000円 1回につき8,000円(最大16,000円)
助成回数 1回 2回まで
(1回目の接種が助成の条件に一致せず自費で接種済みの場合でも、2回目の接種が助成の条件を満す場合、2回目のみ助成対象※)
※例)1回目接種日:令和6年3月1日⇒助成対象外
   2回目接種日:令和6年5月1日⇒助成対象

【注意事項】
・助成事業を利用できるのは、「1人につきどちらか一方のワクチンのみで、生涯で1度限り」です。

助成方法(償還払い)

  1. 医療機関で接種を受けた後、接種費用の全額を医療機関へお支払いください。(必ず事前に医療機関へ予約の電話をしてください。
    ※町内だけではなく町外の医療機関で接種した場合も助成対象になります。
  2. 開成町帯状疱疹予防接種費用助成金交付申請書兼請求書に必要書類を添えて保険健康課に直接または郵送で申請してください。
  3. 後日、町から接種費用の一部(助成額)を指定口座に後払い(償還払い)します。
【注意事項】
  • 予診票は医療機関にあるものをお使いください。
  • 接種当日は、保険証をお持ちください。

申請方法等

🔷申請方法
 次の5点の書類を直接または郵送で申請してください。

🔷申請書類
1.開成町帯状疱疹予防接種費用助成金交付申請書兼請求書(PDF)
【記入例】開成町帯状疱疹予防接種費用助成金交付申請書兼請求書(PDF)
2.申請者の身分証明書の写し(運転免許証、保険証、マイナンバーカード等)
※マイナンバーカードの写しをお送りいただく際は、氏名、住所、生年月日が記載されている面のみコピーしてお送りください。
 また、運転免許証の場合、住所変更などで裏面に記入がある場合には、裏面もお送りください。
※申請者と接種を受けられた方が異なる場合、身分証明書の写しをお送りいただくのは申請者の方の分だけで構いません。
3.接種したこと(内容)が確認できるものの写し(予診票等)
※帯状疱疹ワクチン接種費用の助成申請のために必要だということを接種の際にお伝えいただき、可能であれば予診票の写しなど、接種したこと(内容)が確認できるものを医療機関からいただくようにしてください。
4.医療機関が発行した領収書の原本
※帯状疱疹ワクチンの接種費用の確認に必要となります。接種費用が確認できる部分を添付してください。
※原本の返却をご希望の場合は、申請時にその旨お伝えください。
5.助成金の振込先の通帳の写し(金融機関、口座番号、口座名義人が確認可能な部分)
※申請書に記入いただいた振込先口座の口座番号等の確認のために必要となります。

🔷申請先
●直接の場合
 開成町保険健康課(役場庁舎1階)
 電話 0465-84-0328(直通)

●郵送の場合
 〒258-8502 開成町延沢773番地
 開成町保険健康課 健康づくり班

🔷申請期限
 
接種日が属する年度の末日
※申請期限にかかわらず、早めの申請をお願いいたします。

🔷申請結果について
 申請内容を審査後、「開成町帯状疱疹予防接種費用助成金交付(不交付)決定通知書」によりお知らせします。

【注意事項】
●不活化ワクチンの場合は、1回ごとの申請、2回分まとめての申請、どちらでも可能です。
●提出いただいた書類の内容確認のため、お電話させていただくことがあります。
●申請いただいてから振り込みまでは、およそ1~2ヶ月程度かかります。(個別に振込日はお知らせしておりません。ご自身で通帳を記帳する等してご確認ください。)

実施医療機関

 開成町では次の医療機関で接種を実施しています。接種をご希望の方は、事前に医療機関へお電話のうえ、接種を受けてください。

【町内実施医療機関】
医療機関名 電話番号 取り扱っているワクチンの種類
生ワクチン
(ビケン)
不活化ワクチン
(シングリックス)
あじさい内視鏡クリニック 85-3251 ×
岡部医院 82-5569
小泉クリニック 82-1117 ×
樹こどもクリニック 85-1112
白鷗医院 82-0890 ×
松元医院 82-0845
【備考】
接種費用は医療機関により異なりますので、事前にお電話でお確かめください。
・一覧に記載のない医療機関でも接種を実施している場合があります。詳細は直接、医療機関にお問い合せください。

健康被害救済制度

 帯状疱疹ワクチン予防接種は、予防接種法に基づかない任意接種です。接種後に健康被害が生じた場合は、その程度により独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)が実施する「医薬品副作用被害救済制度」により治療費等一定の給付が受けられる場合があります。
 ワクチンは、まれに重篤な副反応を引き起こすことがあります。予防接種の必要性や副反応について十分に理解・納得したうえで、ご本人の意思に基づいて接種を受けていただくようお願いいたします。

医薬品副作用被害救済制度について(医薬品医療機器総合機構ホームページ)(外部リンク)

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掲載内容に関するお問い合わせはこちら
保険健康課
説明:健康づくり、成人保健、各種健診、予防接種、食育、国民健康保険、後期高齢者医療など
住所:258-8502 神奈川県足柄上郡開成町延沢773
TEL:0465-84-0328
FAX:0465-82-5234