AED(自動体外式除細動器)は、心臓がけいれんしてポンプ機能を失った状態(心室細動など)になった際、電気ショックを与えて正常なリズムに戻すための医療機器です。
医療従事者ではない一般の人でも使うことができます。
駅や空港、学校、商業施設、公共施設など、人が多く集まる場所に設置されています。
AEDの主な特徴と仕組み
- 自動で判断する: パッドを胸に貼ると、AEDが自動的に心電図を解析します。「電気ショックが必要かどうか」は機械が判断するため、私たちが判断に迷う必要はありません。
- 音声ガイダンス: 電源を入れると「パッドを貼ってください」「体から離れてください」といった音声が流れます。その指示に従うだけで操作が可能です。
- 安全設計: 電気ショックが必要ない状態(心臓が正常に動いている、または完全に停止しているなど)の人には、ボタンを押しても電気が流れない仕組みになっています。
使い方の4ステップ
- 電源を入れる: ふたを開けるだけで入るタイプと、ボタンを押すタイプがあります。
- パッドを貼る: パッドに描かれた絵を参考に、胸にしっかり貼り付けます。
- 心電図の解析: 機械が「離れてください」と言うので、倒れている人に触れないようにします。
- ボタンを押す: ショックが必要な場合、ボタンが点滅します。「離れて!」と周囲に合図してからボタンを押します(最近はボタン操作不要のオートタイプもあります)。
ポイント
救急車が到着するまでの数分間が、命を救う鍵となります。迷わずAEDを手に取り、スイッチを入れてください。
あなたの行動が、誰かにとっての大切な人を救うことにつながります。