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2020年1月31日 更新
開成弥一芋ブランド化推進協議会
開成弥一芋ブランド化推進協議会設立総会・趣意書締結式の様子

 町では、平成23年度に「弥一芋リバイバルプロジェクト」を立ち上げ、町由来の里芋「弥一芋(やいちいも)」の特産化・ブランド化を推進しています。  
 このたびイオンリテール株式会社(本社:千葉県千葉市)の「フードアルチザン(食の匠)活動」に位置付けて、弥一芋の生産・流通・販売の各関係機関である開成町、開成弥一芋研究会、かながわ西湘農業協同組合、神奈川県及びイオンリテール株式会社が一体となって取り組むために、「開成弥一芋ブランド化推進協議会」を設立しました。


●趣意書の締結

 平成25年9月27日(金)に開成町民センターで行われた設立総会・趣意書締結式では、各機関の代表者が趣意書に署名し、弥一芋のその「うまさ」を伝え、生産拡大や販売促進などを目指し、関係機関からの提言・支援を得て弥一芋の魅力を次代に継承していく活動を約束しました。

●弥一芋って何?

 「弥一芋」は、明治36年に、開成町出身の高井弥一郎氏が小田原から入手した種芋を開成町で栽培したのが由来で、他の芋より食味が優れ、格段に白いねっとりとした旨みのある芋が出来たことから親せきや近隣に配ったことで一気に広まり、戦前は、関東一円で栽培されていました。  
 しかし、戦後は水稲作に押されて生産量が激減し、開成町でもごくわずかな農家が栽培するのみとなっていました。
 そこで、平成23年度に遠藤会長ほか有志の農家が、「弥一芋」を復活させるために「開成弥一芋研究会」を発足させました。同研究会は、神奈川県農業技術センターが系統保存していた種芋を譲り受けて作付し、生産者を増やすなど、地域の特産にしようと活動をしています。
 開成弥一芋と言う「名称」と「ロゴ」は平成24年度に商標登録されました。



●「フードアルチザン(食の匠)活動」とは

 イオンリテール株式会社の活動で、日本の類いまれな食文化を支える食材や技術といった伝統を地域の方々と一緒になって、保護・保存の支援を行い、地域の食文化を全国へ発信する取り組みのことです。
 イオンリテール株式会社によるフードアルチザン活動は、現在、全国に25の事例があり、神奈川県内では、弥一芋の取り組みが初めてとなります。

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