策定の趣旨
BCP※ とは、大規模な災害、事故、事件等で職員、庁舎、設備等に相当の被害を受けても、優先実施業務を中断させず、たとえ中断しても許容される時間内に復旧できるようにするため、策定・運用を行うものです。
「開成町下水道BCP」は、下水道施設が町民生活にとって重要なライフラインの一つであり、地震等の災害時にもその機能を維持または早期回復することが必要不可欠であることを踏まえ策定しました。
また、 災害時における下水道機能の継続・早期回復は、発災後から対応を始めるのでは困難です。そこで、平時から災害に備えるためにも「開成町下水道BCP」を平成28年11月に策定しました。
その後の熊本地震などの発生により、従来よりも速やかに、かつ高いレベルで下水道が果たすべき機能を保持、回復をすることを目的に改訂版を策定しました。
※ BCP:Business Continuity Plan (業務継続計画)
下水道BCP とは、大規模災害時において、人材や資機材など限られた資源(リソース)を用いて、暫定的な汚水処理や下水道施設の復旧などの優先順位の高い業務(優先実施業務)を行うための対策を定めたもの。