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2023年5月31日 更新
町長ブログ 令和5年5月9日~6月2日

6/2(金) 田植え体験!

5月28日(日)、米栽培体験学習塾(主催: 開成町農業委員会)が町内金井島地区にて開催されました。例年通り、真鶴町からも20名が参加され、130名の子どもたち&保護者の方々が“手で植える田植え”を体験しました。

前回も参加した子ども・家族も少なくなかったですが、泥に耐えられず断念する子、体中泥だらけではしゃぐ子、様々でしたが、非日常を味わっていただけたのではないでしょうか?

一粒のお米には7人の神様が宿るとも言われ、そのひとりが農家・作り手です。丹精込めて作ったお米を大切にしなければならない、との教えを解釈されます。

私自身、“手植え”は小学生以来。とても貴重な体験となりました。田んぼをお貸しいただいている西海家、ご準備いただいた農業委員会の皆さんに感謝いたします。

開成町の本当に美味しいお水で育つお米、美味しいこと間違いないです。秋の収穫を楽しみに!

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

6/1(木) 避難所の実態

5月27日(日)、「The Shelter Management 避難所運営を学ぶ」(主催:東京大学生産技術研究所付属 災害対策トレーニングセンター。@東大駒場リサーチキャンパス)に参加してきました。

平成30年7月西日本豪雨にて洪水被害が発生した倉敷市真備地区にて、自らも被災者・避難者として、実際に避難所運営に携わった住民の方から避難所の実態や課題についてお話を伺いました。

私も被災2年後に、熊本県人吉市でのボランティア活動に車で向かう途中、被災現場を見てきましたが、“避難所”における実際の経験に基づくお話は重く、説得力が違います。

『実際の避難所はあるべき姿のすべてが逆だった』とのことばに、事前の備え・シミュレーションがいかに重要であるかを思い知らされました。

具体的に、まず、被災したご自宅で経験した予期せぬこととして、家じゅうで黒カビが発生したことを挙げられました。その後奥様の体調が悪化した一因ではないか、とのことでした。

避難所においては、
① 指定の避難所は最寄りの小学校、定員は170名とされていたが、実際には約2,000人が避難してきた。教室もフル活用、校庭に駐車した車の中で過ごす人も多数いた。

② “避難所自治会“を組成、役割分担を図った。市役所職員がリーダーとの決めだったが、常にいるわけでもなく、機能しなかった。避難者自身がリーダーシップを発揮する必要がある、との経験談でした。

③ ペット連れも多数。ひとつの教室を専用にして棲み分けを図った。

④ 玄関には、下足と上履きが秩序なく置かれ、体育館内も汚れた。

⑤ とにかく、感染症対策を徹底した。結果、病気になる人は極僅か、成果はあった。

以下、時系列で、
⑥ 被災発生の翌日、まず、避難者のリストを作成した。

⑦ 被災3日後、自衛隊による給水開始。自衛隊によれば、準備はできており、より早期の出動が可能だったが、“指示”を待っていたとのこと。

⑧ 被災4日後、体育館にエアコン設置。とにかく暑さに参った、校舎を冷やすために、屋上から散水した、とのこと。

⑨ 被災5日後、テレビや分別用ごみ箱を設置。避難生活長期化に向けて環境の改善が図られ始めた。

⑩ 被災6日後、炊き出し開始。おにぎりやお弁当ばかりの生活が続いていたこともあり、避難者以外も殺到する。提供いただくボランティア団体等にSNSでの発信を止めてもらった。

民間事業者シャワールームが設置してくれた。こういう類の支援は行政には限界あり?民間による支援が不可欠、との印象。

⑪ 被災7日後、「何でも相談室」を開設。

⑫ 被災9日後、パーティションを設置。これは失敗だった。プライベート空間を作ることが逆にトラブルを誘発(騒音の類に対する苦情と思われます)、けんかが増えた。低めの衝立で仕切った他の避難所では、トラブルが起きなかった。完全に仕切らず、顔の見えるくらいの関係の方がよい、との経験談。

⑬ その後、支援物資は置き場がなく、誠に心苦しいがそのまま引き返してもらった。市役所からは折角の善意だから受け取って欲しいと言われたが、置き場もなく、余るばかりで管理もできないと判断した。

とにかく、“情報”に対するニーズ・欲求が増す。回覧板を回したり、掲示板での情報共有に努めた。

立って勉強している中学生がいた。児童・生徒の勉強するスペースを用意した。

最後に、(有名人の)“慰問”は非常に嬉しく、有難かった、とのことでした。

まとめとして、『(当初は)理想とする避難所とはすべてが逆だった』とし、具体的に
① 不平等、不安全、不衛生だった。
② プライバシーに固執し、“お互い様”の気持ちが乏しかった。
③ 被災しているから、支援してもらうのは当たり前/支援されないと損、という意識が強かった。

そして、総まとめとして、“自治”がとても大事!との結論でした。

経験に基づく貴重な生の声を伺いました。今後に活かします。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

5/31(水) 瀬戸屋敷倶楽部

5月27日(土)、瀬戸屋敷倶楽部の皆さんと植樹をさせていただきました。

瀬戸屋敷は18年前の2005年5月27日に開園! 同日は「瀬戸屋敷の日」として、コンサートなどの記念行事が行われてきました。そして、今年は“ハナミズキ”の記念植樹となりました。

“ハナミズキ”の花言葉は“持続性”。瀬戸屋敷が、匠の知恵と技術を詰め込んだ重要な文化財として後世に継承され、今後も町内外の人々の憩い・交流の場であり続けることへの願いが込められました。

瀬戸屋敷倶楽部さんは2005年、瀬戸屋敷の開園に合わせて発足。現在は、遠藤徳造会長はじめ26名の会員の皆さんが活動いただいております。

『瀬戸屋敷はみんなの我が家』をキャッチフレーズに、1月 瀬戸屋敷のお正月、2月 節分、3月 旧暦ひなまつり、5月 端午の節句、7月 七夕、9月 お月見、そして12月 正月準備、と年間を通して様々な活動に取り組んでいただいております。

また、季節毎の行事以外にも、敷地内の清掃活動も行っていただいており、そのご尽力に感謝のことばもありません。ありがとうございます。

今年の「瀬戸屋敷の七夕」は6月25日(日)~7月2日(日)に開催されます。織姫、彦星に願い事を届けましょう!

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕


5/30(火) あじさいまつりは多くの方のご協力で成り立っています

開成町最大の観光イベント「あじさいまつり」が2週間後の6月10日土曜日に始まります!(~6月18日(日曜日))!例年、20万人もの方々にお越しいただく、町をあげての一大行事です。

先週5月26日(金)、ゆめクラブ開成(開成町老人会)のメンバーの皆さんが、あじさい農道の除草作業を行ってくださいました。和気あいあい、おしゃべりしながらも、手は止まることがない!さすがです。

あじさい農道は、原則として“里親”が割り当てられた区画をボランティアで管理しながら、造園業者さんやシルバー人材のメンバーの方々に有償で剪定や除草を行っていただいておりますが、雑草との戦いは半ば永遠・・・。

ゆめクラブの方々らのご協力があってはじめて、最高の景観が維持できています。心より感謝いたします。ありがとうございます。

町民をあげて準備を進めております。皆様方のお越しを心よりお待ち申し上げております。

※「開成町あじさいまつり」のご案内はこちらから

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕




5/29(月) 皆さんとても楽しそうでした😊

先週5月24日(水)、関東地方の町長・村長の集いに出席しました。

明治大・小田切教授「にぎやかな過疎を目指して」、気象予報士・岡田沙也加氏「気象災害の恐ろしさと防災情報の使い方」、ふたつのセミナーを受講。その後懇親会!

4年ぶりの開催ということで、100名近い町長・村長が会場狭しと入り乱れ、旧交を温めたり、“初めまして”の名刺交換と大賑わいでした。指定のテーブル席は一応あったものの、ゆっくり食事をする間もなく、あっという間の2時間でした。

新参者の私も、神奈川県町村会の会長を務める山北町・湯川町長や師と仰ぐ埼玉県横瀬町・富田町長に多くの先輩方をご紹介いただき、50名近い方々にご面識をいただきました。とても有難いことです。このご縁を大切に、今後、情報交換や様々な連携へ繋げていければと思います。

印象に残ったこと。それは、皆さんお疲れのご様子もなく、とてもイキイキ!楽しそうだったことです。”同志”の集まり故の楽しさもあるのでしょうか?さすが町長・村長さん、エネルギッシュ!との印象を受けました。

また、おおらかでフレンドリーな方がとても多かったです。それぞれの町や村に帰れば、リーダーとして面目躍如、八面六臂の活躍をされているに違いない方々ばかりのはずですが、偉そうな感じがありませんでした。とても不思議な感覚でした。

私もいつかこの不思議の答えが出る日を楽しみに、一日一日を大切に積み上げていきます。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

5/26(金) 町民意識調査にご協力をお願いいたします

まちづくりに関する意識調査にご協力をお願いいたします。

先週、町民の皆様の中で、「開成町のまちづくりに関する町民意識調査」の封書が届いた方がいらっしゃると思います。無作為抽出で18歳以上の3,000名に送付させていただきました。

現行の「第五次開成町総合計画」(平成25年度~令和6年度)の計画期間が終了することに伴い、次期の開成町総合計画の参考資料とするためのものです。

調査表にご回答いただくことで、皆様のご意見を是非お寄せください。まちづくりの主役はお住まいの皆さんお一人おひとりです。主役の声を今後のまちづくりの参考にさせていただき、活かすための一歩です。

今後、町民の皆さんとの意見交換会などを開催していく予定ですが、日程によってご参加いただけない場合もありますし、集会で意見するのも勇気が必要だったりします。

“無作為抽出”には、普段声を届けることができない方々の“声なき声(サイレント・マジョリティー)”を拾う目的も込めています。お手元に届いた方々には、是非ともご協力をいただきたく、よろしくお願いいたします。

※町企画政策課からのご案内はこちらから

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕



5/25(木) 環境美化活動へのご尽力に感謝します

5月23日(火)、環境美化推進協議会委員の会合が開催されました。各自治会、おひとりずつお引き受けいただき、2年間お務めいただく委員です。

日頃は自治会内のごみ置き場の管理や見回りをお願いし、クリーンデイなどの活動において自治会内のとりまとめを担う役回りです。

公私ともに多用な中、その任をお引き受けいただき、私たちの生活環境の保全と環境美化の向上にご尽力いただくことに、こころより感謝いたします。誠にありがとうございます。

ごみ置き場におけるモラルの低下が指摘されて久しく、町としても引き続き啓発活動に努めてまいります。

ごみ問題は、近年、特に地球温暖化との関連で注目度、そして重要度が増しております。ごみを減らすにはどうすればよいか?委員の方々からも今後、お知恵を拝借したいところであります。

町のごみ処理関連費用(令和3年度)は、年間で約2億5千万円を要しております。内訳としては、ごみを処理するための支出が約2億5,400万円、売却代などの収入が約800万円です。いかに支出を減らし、収入を増やすか考えていきたいと思います。

先月、個人的に、日本で最初に“ゼロウェイスト(ごみぜろ)宣言”をした徳島県上勝町を見てきました。本当にごみ収集車が走っていない町です。ごみは45種類に分別し、自分で収集所に持っていく仕組みです。人口1,300人だからできる、と言ってしまえばそれまでですが、いくつかのヒントはありました。

・ほぼすべての家に電気の生ごみ処理機がある(町が補助金を出しています)。
・収集所では、ごみの種類それぞれに“単位あたりいくらの支出になるか、収入になるか”、明記されています。自然とコスト意識が身につきます。
・収益率の高い、紙パックや雑紙などは持ち込んだ分がポイントになり、町内でのお買い物などに使える仕組みになる。

例えば、このポイント制度ですが、ごみをしっかり分別し、持ち込むことのインセンティブになあり得ます。私も腹案として、ごみ処理に関わる経費が減ったら、減った分を町民か、自治会か、環境活動をしている団体か、何かしらの形で還元するような仕組みを築けたら、効果があるのではないか、と考えております。要は、減らそうと声かけするだけ減るのが理想ですが、世の中理想通りにはなりません。成果を実感できることが大事ではないかと考えている次第です。還元された分をあらためて環境美化や脱炭素に向けた取り組みに充てていただければ、とても良い循環ができあがります!

ごみ問題、町民の皆さんとともに、自分事として取り組んでいきたいです。よろしくお願いいたします。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕



5/24(水) 人間を救うのは人間だ

先週、5/20(土)、「開成町赤十字奉仕団」の定期総会に出席させていただきました。

「赤十字」は「人の命を尊重し、苦しみの中にいる者は、敵味方の区別なく救う」ことを目的とする組織。世界192の国と地域で活動されています。

始まりは1863年と古く、日本では1877年、西南戦争における負傷者救護が初めての活動とされています。

開成町赤十字奉仕団は2006年に発足、現在19名の団員が活動されています。町内におきましても、町最大の観光イベントであります“あじさいまつり”をはじめ、阿波おどり、スポレクフェスティバル、ねんりんピック、小田原ツーデーマーチ、そして、町内駅伝などにおいて、救護活動など多大なるご協力をいただいております。あらためて感謝申し上げます。

万国共通の赤十字マークを背負っての救護活動は、町民の皆さんにとって大きな安心に繋がっており、大変心強いことです。今後とも、町民の救護のため、命を守るためにご尽力賜りたく、よろしくお願いいたします。

団体の理念上、活動等に関する情報を発信されることはないと思われます。今回は総会出席の機会をいただいたこともあり、私の方から情報をご提供させていただきました。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕



5/23(火) 開成町飲食店組合60周年

先週5月17日(水)、開成町飲食店組合の創立60周年記念式典に出席させていただきました。

創立以来長きにわたり、先人らを含め、組合員の皆様方のご努力、ご尽力の賜物であると敬意を表します。

当組合はその名の通り、町内の41店の飲食事業者が加盟し、「組合員相互の親睦と互助を図り、業務の繁栄に資すること」を目的とする組合です。

町内の各種行事におきましても、多大なるご協力をいただいております。町最大の観光イベント「あじさいまつり」、をはじめ、瀬戸屋敷ひなまつり、かいせい納涼まつり、開成阿波おどりなどへの参画、開成町農泊推進協議会との連携、町内福祉事業や環境防災事業へのご協力など多岐に渡ります。

我々の生活を“飲食”のみならず広範囲にわたり支えていただいておりますことに、あらためて感謝を申し上げます。

もちろん、本業といたしましても、開成郷弁や開成コリコリ丼などの開成町ブランド商品の開発と販売促進、マルシェ・かいせい(朝市。毎週日曜日9:00~@開成駅東口)への出店などに取り組んでいただいております。

私としては、地域経済活性化のためには、できるだけ地域の中でお金を回すことが大事だと考えております。「地域内経済循環」という考え方です。

町外からの消費促進を図ると同時に、町内にお住いの方にはできるだけ町内で消費をいただき、事業者もまたできるだけ町内産の食材・資材をご利用いただくことで、できるだけ多くのお金を町内で回していきたいです。

そうすることで、例えば1,000円の食事が経済効果として1,500円にも2,000円にも膨らみ、ひいては町の税収増加につながり、より多くの税金が町民の皆様のための政策に使われるようになるという循環です。

所謂“地域通貨”や“地域ポイント”と称される仕組みが代表的ですが、プレミアム商品券も同様の効果を発揮します。昨年発行したプレミアム商品券の購入比率(全世帯に占める購入世帯の割合)は約58%でした。コロナ禍という事業以外にも様々な理由があるにせよ、約4割の方がプレミアムがついても、購入されませんでした。この数字を押し上げるには、すなわち町内での消費を促進するにはどうすればよいか、当組合の会員の方々をふくめ、皆さんと真剣に話し合い、実行していきたいです。

最後になりますが、当組合の今後益々のご発展と組合員の皆様の益々のご健勝をご祈念申し上げます。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕




5/22(月) 久々の対面お誕生日会! 集ってお話し!

先週5月16日(火)、中家村自治会福寿会のお誕生日会に出席させていただきました。お誕生日を迎えた方々をみんなでお祝いする集い。コロナ前までは3か月毎に開催されていましたが、長らく中止、3年ぶりの開催でした。

会員の約半数にあたる27名が参加。お誕生日プレゼントがお一人おひとりに手渡され、和気あいあい、暖かい雰囲気でした。健康で年を重ねられたことは誠に喜ばしいです。おめでとうございます。

中家村自治会福寿会では、このお誕生日会が中断していた間も、事情が許す限りにおいて、ふれあいサロンやカーレットの集いなどを開催してきました。

家の中に閉じこもることなく、顔を合わせ、お茶を飲み、お菓子を飲み、カーレットを楽しみながら過ごす時間は、いつまでもイキイキ!お元気でいていただくために、とても貴重な機会です。

フレイル対策で重要とされる食事や運動においても、”何を食べる”、”何を行う”と同等に、”誰と”が大事だとされます。ひとりではなく、誰かと一緒に食べ、運動することが健康寿命を伸ばすという検証結果も示されています。

このような貴重な場を提供していただいている会の役員の方々には敬意を表します。

他の自治会でも同様の活動は行われいると承知しております。フレイルサポーターのお力もお借りしながら、活動がますます活発となり、より多くの方々が参加いただけるよう、町としてもサポートしてまいりたいと思います。

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本題とは逸れますが、お誕生日会の後、小澤自治会長による「酒匂川の水害の歴史」を学ぶお勉強会が開催されました。

文献等を参考に、ご自身で制作された質量ともに非常に充実したスライドを用いて、水害の被害を抑えるために、いつ、どこで、誰が、何をした、といった詳細にわたる説明(=プレゼンテーション)は、開成町民にとって、一見の価値があります。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

中家村公民館にて


5/19(金) パトロール・ボランティア

5月14日(日)、「開成駅前連絡所ボランティア 安全サポーター」の年次総会に出席しました。

文字通り、開成駅前連絡所を拠点に安全見守りやパトロール、道案内、落とし物の受付などを行っていただいているボランティア団体です。

活動は駅前のみならず、あじさい祭や開成町阿波おどり、秋の全国交通安全運動、そして年末の特別警戒などにおいても、パトロールを行っていただいております。

2002年に発足。現在の会員数は22名。メンバーの高齢化が進んでいることが悩みですが、皆さんとてもお元気に活動いただいております。

私も自治会“みどりパトロール隊”の一員として、小学生の登校の見守り等行ってまいりましたが、地域住民による見守りも効果・意義は小さくないと実感しております。地域の人間関係が希薄となり、地域で子どもたちを育てる時代ではなくなりつつあるからこそ、子どもたちとの顔の見えるつながりは貴重です。

また、”いつも○○色のジャンバーを着た大人がいて、見ている"という印象を与えるだけでも、犯罪の抑止効果はあると思います。

町としては、ボランティアにご協力いただいている方々に感謝するのは当然のこととして、引き続き駅前の交番設置に向けて行動していかなければなりません。

交番の数は全国的に減少しており、神奈川県も令和2年度からの10年間で470か所から400か所への削減する計画となっております。身近な話としては、今年度、小田原駅西口の交番が廃止され、東口に統合されるなど、新設のハードルは非常に高そうです。

削減の理由は主にふたつとされます。ひとつは、1人体制の交番を減らし、複数人体制に移行させるため。出動回数が増え、留守の時間が長い交番が増えていることを問題視しているとされます。

ふたつめは建物の老朽化対策です。いずれの自治体でも高度経済成長期に整備した道路や橋、上下水道などのインフラや、庁舎や小中学校、公民館、ホールなどの公共施設の老朽化問題が深刻化していますが、交番もまったく同様ということです。

国家の財政難を背景に、建て替えという選択肢は容易に選べない事情があると解釈されます。

それでも、手をこまねいているわけにもいきません。人口が増えている自治体として、急行停車で利用者数の増加が今後も見込まれること、都市計画道路・駅前通り線の整備が計画されていることなどを拠り所で、諦めずにいきます。

また、山北町で既に実施されている“アクティブ交番”も暫定的な着地点になり得ます。交番機能を備えたワゴンタイプのパトロールカーを一定の時間帯、地域に配置するものです。町民の皆さんの安心安全のために今後も動いてまいります。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

5/18(木) 開成町ふるさと納税のご案内

「開成町ふるさと納税」のチラシができました!

2008年(平成20年)に創設された「ふるさと納税」(正式名称:地方創生応援税制)。納税受け入れ額は、制度創設後の数年間は、100億台での横ばい推移が続きましたが、その後増加の一途をたどっています。

2021年度(令和3年度)には、納税受入額 約8,300億円、納税受入件数 約4,440万件、住民税控除適用者 約740万人にまで増加しました。

開成町といたしましても、町民の皆様のニーズにあった政策を実施するため、開成町のたゆまぬ発展につながる政策を講じるための財源を確保する上で、当制度を積極的に活用する方針です。

子育て支援、高齢者や障がいがある方の支援を一層充実させるため、教育の質をさらに押し上げるため、公共施設やインフラの老朽化に対応するため等々、すべての取り組みには先立つものが不可欠となります。

私自身も汗かく営業マンとして財源の確保に走り続けます。皆様方におかれましても、是非「開成町のふるさと納税」をご友人やご親戚などへご案内いただきたく、なにとぞよろしくお願いいたします。

※「開成町ふるさと納税のご案内」PDFファイルはこちらから

※開成町ふるさと納税をお申込みいただけれるポータルサイト
さとふる
ふるなび
ふるさとチョイス
楽天

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕
 

5/17(水) 今月に入って全国で地震が相次いでいます。

5月に入って全国で地震が相次いでいます。5日 能登地方(石川県珠洲市 震度6強)、11日 千葉県南部(木更津市 震度5強)、北海道日高地方(浦河町・幕別町 震度4)、13日 鹿児島県トカラ列島近海(十島村 震度5弱)などです。

向こう30年以内の発生確率が70~80%と予測されている南海トラフとの関連性は? 『千葉県南部の地震は関連があるとみるべき』とする識者がいる一方で、震源地の場所からして『関連はない』とする識者も複数おり、その見方析は分かれています。

いずれにせよ、備えあれば憂いなし。命を守るために、まずは心の準備。そして、備蓄や危険箇所や避難場所・経路の事前の再確認など怠らないようにしましょう。

開成町防災安全課から、過日、いざという時のための情報を発信させていただきました。4月1日にお配りした「開成町防災ガイド」もご活用ください。皆様おひとりおひとり、ご家族、そしてご近所様の命を守るために。

※防災安全課からの情報提供「地震災害に対する備えについて~ご家庭での備えは大丈夫ですか!~」はこちらから

※「開成町防災ガイド」はこちらから

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

※「開成町防災ガイド」より


5/16(火) 頑張れ湘南ベルマーレ

先週5月12日(金)、午前に湘南ベルマーレ 眞壁会長兼社長はじめ8名様、午後に湘南ベルマーレフットサルクラブ 佐藤社長はじめ5名様にご来庁いただきました。

あらためてですが、開成町は湘南ベルマーレのホームタウンのひとつであり(県下9市11町)、湘南ベルマーレフットサルクラブホームタウンのひとつです(県西3市8町)。

また、開成町水辺スポーツ公園は湘南ベルマーレの本拠地・レモンガススタジアム平塚を管理している湘南造園(株)に指定管理者制度の下で管理いただいております。

※“湘南ベルマーレ特集”が掲載された広報かいせい(2021年6月号)はこちらから

Jリーグ、Fリーグそれぞれの結果報告や戦力概況、今後の予定等々、サッカー話に花が咲きました。ただ、私がより強い関心を覚えたのは湘南ベルマーレフットサルクラブが「社会性」を重視したチーム方針を掲げ、活動を実践していることでした。

5年間の中長期ビジョンの中で、「競技性」ではプレーオフ出場→リーグ優勝→アジア王者、「事業性」では入場者数1.5万人/年間→3万人/年間の目標を掲げていま
した。ここまではいずれのチームも同様かと思いますが、「社会性」すなわち社会課題を解決するための活動にも目標を設定しているのは、プロスポーツ界広しと言えども異例なことではないでしょうか。

具体的には、社会課題を解決するためのプロジェクト数の目標を、10件→25件→40件→80件→160件と置き、初年度の昨年は目標の15件を見事に達成されました!

実践されたプロジェクトのひとつ、社会福祉法人一燈会さんと共同で取り組んだ「農業×福祉×スポーツ」のベルファーム事業が、スポーツ庁から“イノベーションリーグ大賞”を受賞しました!

※「イノベーションリーグ2022」の公式ウェブサイトはこちらから


他にも以下の取り組みを実践されています。
・販売を終了した商品(衣料品など)を児童養護施設等へ寄附
・災害備蓄用段ボールを有事の際の遊具として活用できる商品を共同設計
・小児がん支援のための啓蒙活動
・動物殺処分ゼロを目指した啓蒙活動と情報発信
・環境配慮型の事業を推進(キッチンカーが取り扱う食器・容器を環境配慮型に統一)
・障がいをかかえる方々のアート活動を支援

※湘南ベルマーレフットサルクラブが取り組むChance & Empowerment(スポーツを通じて、機会をつくり、チカラを引き出す、というミッション)の詳細はこちらから

これらのような社会課題の解決を目指す取り組みを、5年間に160件まで積み上げようとする意気込み!とても素晴らしいです。

自治体では、小田原市と南足柄市が包括連携協定を交わし、協働していく姿勢を示しています。私は従前から、多様化かつ複雑化する町民の皆さんの需要への対応に民間との連携は不可欠と考えており、社会課題の解決に向けた連携は殊更重要であると認識しています。

開成町においてもその連携の可能性を検討してみたいと思います。開成町ならでは課題を克服するために、クラブと協働作業を推進するもよし、クラブがこれまで既に実践されている民間企業との連携事業を開成町でも展開いただく形もよしです。協働・連携分野は高齢者福祉・障がい者福祉、農業、循環型社会、教育、スポーツ、健康などが想定されます。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

5/15(月) テレビ神奈川に生出演させていただきました。

先週5/9(火)、テレビ神奈川「NewsLink」に生出演させていただきました。

4月の統一地方選挙にて就任された県内市町の首長が順番に出演、 私の番が訪れました。事前に聞かされていた質問内容と控室で伺った内容が一部異なり、さらに本番でアナウンサーの方から4つほど予期せぬ質問! いったん頭が真っ白になり、焦りましたが、何とか無事?乗り切りました。

この4年間をいかに過ごしてきたか、これからのまちづくりや小田急開成駅前の駅前通りの整備、図書館構想への思いなどをお話させていただきました。

そして、折角の機会であり、開成町最大の観光イベント「あじさいまつり」の宣伝もさせていただきました。事前に『宣伝してもよいですか?』とお伺いをたてたところ、番組の主旨には沿わないが、5類への移行やアフターコロナのリベンジ旅行などと絡めればOKと承諾いただきました。ありがとうございました。

『市民の誇りや郷土愛はひとえに知名度次第』とはある元首長さんのことば。やや極端な感はあるものの、共感を覚えます。「開成町」のことを知っている人は県下でも多くはない、と認識しています。

「開成町ってどこ?」と言われなくなるよう発信力を強化していきます。そのために、是非ともメディアの皆さんのお力をお借りしたいです。

開成町は人と自然が調和した“田舎モダン”のまちという魅力以外にも、

・数少ない“人口が増加している町”、
・“全国初のZEB庁舎と県下一充実した再エネ補助”、
・“築300年の古民家・瀬戸屋敷へ外国人旅行客が急増!”、
・“行政手続きのデジタル化が進捗”、
・“長寿命(2015年: 男性全国20位、女性47位)”、
・“平均所得の高さ(県西地区1位)”、
・“町外への通勤比率の高さ(全国15位)”
等々の特色=ネタがあります。

是非とも採り上げていただきたく、よろしくお願いいたします。今後、私の方からも営業してまいります。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕



5/12(金) 自治会長の皆様ありがとうございます

一昨日5/10(水)、自治会長会議(正式には「行政連絡員会議・自治会長連絡協議会会議」)に初めて出席しました。今年度は計6回の開催が予定されているうち、2回目になります。全14自治会の会長さんがface-to-faceでリアル参加! 役場からは町長、副町長、事務局を務める企画政策課から2名が参加しました。

13:30から、休憩を挟んで2時間半。様々な情報の提供・説明、町からの依頼の後、活発な情報&意見交換がなされました。

今年度就任いただいた方と2期目以上の方が半々ですが、個性溢れる方々。司会の自治会長連絡協議会(=自治会長さんの会)の会長さんの見事なファシリテーションにより、和気あいあいとした雰囲気の中にも真剣な議論がなされる中身の濃い場でした。

具体的な内容としては、自治会活動保険、クリーンデー、あじさいまつりの案内所運営、自治体交付金、避難行動要支援者の登録など、多岐にわたり盛り沢山。

情報&意見交換においても、各自治会における携帯電話の保有・利用状況、自治会館におけるインターネット接続環境、研修会の希望内容、夏祭りの実施予定と内容など、こちらも広範囲にわたるものでした。

自治会加入率の低下傾向、役員の成り手不足、自治会内の各種団体メンバーの高齢化など課題は山積していますが、後ろ向きな発言はなく、皆さん、非常に前向きな姿勢で取り組んでいただいている印象を強く受けました。ありがたい限りで、町としても各自治会に寄り添いながら、全面的にサポートしていきたいです。

コロナ禍も経て、地縁による結びつきが一層薄れつつあるのが世の流れです。しかしながら、災害発生時に町民の皆さんが命を失わないために、地域での助け合いが重要であることはまったく変わっていません。自治会活動等を通じた日頃のお付き合いや絆が、いざというとき大事になってきます。

それでも、地域でのつながり・しがらみを息苦しく感じる方が増えているのも確かだと思います。個人的には“ゆるやかなつながり”をキーワードに、地域での人間関係がいい塩梅に築かれ、維持されていくのが将来のあるべき姿ではないかと考えています。

いずれにしましても、地域のためにご尽力いただいている自治会長の皆さんには、あらためて心より感謝いたします。町として、各自治会の声ができるだけ届きやすく、課題を共有し、ともにその解決を図っていくにはどのような体制が望ましいかを再検証してまいります。

田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

今年度の自治会長の皆様(町広報5月号より)


5/11(木) 開成町商工振興会 総会

昨日5/10(水)、足柄上商工会開成支部・開成町商工振興会(以下“商工振興会”)の第63回通常総会に出席させていただきました。

商工振興会は、230事業所(商業部会:140事業所、工業部会: 90事業所)が加盟されています。

その目的を「会員商工業や町経済の発展と活性化に努め、会員相互の融和と親睦を図りながら、地域振興活動を推進すること。地域文化の高揚と地域福祉の増進に努め、地域の発展に寄与すること」とする組織です。

会員の皆様には、日頃より、町行政・行事へ多大なるご協力をいただいております。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。

開成町最大の観光イベントであります“あじさいまつり”におきましては、風車工作教室、ベンチの塗り替え、見晴台(高さ6.34m!)の設置等々で格別のご協力をいただいております。今年度は、あじさいちゃんグッズ(Tシャツ、缶バッチなど)を新規に作成、販売いただく予定となっており、私自身ワクワク!楽しみにしております。

他にも、開成納涼まつり、あしがら花火大会、開成阿波おどりなどへのご協賛・ご協力もいただいております。また、横断歩道用の旗と旗入れのご寄附ならびに設置・補修もいただき、子どもたちをはじめとする町民の皆さんの安心安全にも貢献いただいております。

私は、地域内経済循環の考え方を重視し、できるだけ地域の中でお金が回るよう取り組んでまいりたいと考えています。例えば、令和4年度に発行したプレミアム商品券の購入率(全世帯数対する購入世帯数の割合)は約58%でした。購入されなかった世帯には様々なご事情・理由があろうと考えられますが、50%のプレミアムがあっても、町内での消費のご意向がない世帯が全体の4割に上る可能性がある、とも解釈されます。この数字を少しでも押し上げ、町内での消費が拡大し、できるだけ多くのお金が町内で回るよう取り組んでまいります。

町内の事業者での売り上げ・利益の増加は、町にとっての税収増加に結びつき、税収増加は様々な施策の一層の充実につながり得ます。この循環を回すことが、町経済の活性化につながると考えます。

今後も、対等な立場での公民連携に注力し、事業者の皆さんも町・町民もより笑顔となれるよう努めてまいります。

田舎モダン・開成町
町長 山神 裕

2022年あじさいまつり”見晴台”より


5/10(水) コロナ5類移行

5月8日、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類へ移行しました。感染対策に関しては、今後は政府が一律に求めるのではなく、個人や事業者の判断に委ねられることになります。

開成町の公共施設における対応は、当面の間、以下の通りとなります。
・入口の手指消毒剤は継続して設置
・窓口等でのアクリル板は継続して設置
・勤務時間中の職員のマスク着用は個人の判断に委ねる
窓口等で対応する職員にマスク着用を希望する場合、お手数ですがお申し付けください。

位置づけとしては「有事」から「平時」へ大きく転換することになりますが、現時点では、第9波への懸念も払しょくしきれていない状況ではあります。

町としては、町民の皆さまの命と健康を守るため、新型コロナワクチン接種など、今後も必要な取組みを行ってまいります。

・サイト内リンク(5類移行後の対応について)
・神奈川県(コロナ5類移行「どう変わる?」)
・神奈川県(新型コロナウイルス感染症ポータルサイト)

田舎モダン・開成町
町長 山神 裕
 



5/9(火) 口座振替Web申込システム稼働!

初回となります今回は、税務行政のDX!「口座振替Web申込システム」の稼働についてお伝えします。

開成町では、税金等の納付にかかる口座振替の申し込み手続きがインターネットからできるようになりました!県内の町としては初めて!のこととなります。

このサービスをご利用いただければ、

・各金融機関に出向く必要も、用紙にご記入いただく必要も、印鑑を押す必要もなくなります

・24時間365日、申込が可能となります
納付方法別の利用率では(収納金額ベース。令和4年度)、口座振替が約55%と過半数を占めており(以下、金融機関約31%、コンビニ約12%、キャッシュレス約2%)、この新たなサービス提供による効果が期待されるところです。

開成町では、町民の皆様の利便性がさらに改善し、生活の質が一段と向上するよう、引き続き、行政手続きのデジタル化を推進してまいります。同時に、スマホの操作等に不慣れな方々へのサポートも、これまで同様、力を入れてまいります。

・サイト内リンク(口座振替Web申込システム・町税等の納付)

田舎モダン・開成町
町長 山神 裕
 



町長ブログ始動

初登庁から2週間が経過、就任のご挨拶回りをさせていただきつつ、庁舎内でも各課・職員の皆さんとも顔合わせから業務説明、意見交換を鋭意進めさせていただいております。

また、近隣市町における行事への参加や各種広域団体の会合への出席など、様々な公務を連日初体験する慌ただしい日々が続いております。

そんな中ではありますが、「開成町」を発信するために、町ホームページにて、町長ブログを始めさせていただきます。

町民の皆さんの活動や町の取り組みのご紹介、私自身の行動をお伝えしてまいります。適宜、町の公式SNSとも連携しながら、町民の皆様には我が町「開成町」のことをより知っていただき、町外の方々には「開成町」に関心を寄せていただけるよう努めてまいります。アクセスいただければ幸いです。

田舎モダンのまち・開成町
町長 山神 裕
 


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企画政策課
説明:秘書、栄典、国政・県政要望、特定課題、総合計画、行政改革、広域行政、統計調査、男女共同参画、広報広聴、シティプロモーション、定住促進、国際交流など
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