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ゼロカーボンシティを表明しました
更新日
2021年9月8日 更新
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ゼロカーボンシティを表明しました
令和2年3月、町議会において「ゼロカーボンシティ」を表明しました。
全国で79番目、県内で6番目(横浜市、小田原市、神奈川県、鎌倉市、川崎市につぐ)の表明でした。
ゼロカーボンシティとは
地球温暖化対策の推進に関する法律では、都道府県及び市町村は、その区域の自然的社会的条件に応じて、温室効果ガスの排出の抑制等のための総合的かつ計画的な施策を策定し、及び実施するように努めるものとするとされています。
ゼロカーボンシティとは、脱炭素社会に向けて、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロに取り組むものです。
※排出実質ゼロ:CO2などの温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と、森林等の吸収源による除去量との間の均衡を達成すること
気候変動問題は「気候危機」へ
気候変動問題は、私たち一人一人、この星に生きる全ての生き物にとって避けることのできない、緊喫の課題です。今も排出され続けている温室効果ガスの増加によって、今後、水害等の更なる頻発化・激甚化などが予測されております。こうした事態は、もはや「気候変動」ではなく、私たち人類や全ての生き物にとっての生存基盤を揺るがす「気候危機」と表現するべき事態と考えております。
2015 年に合意されたパリ協定では「平均気温上昇の幅を 2 度未満とする」目標が国際的に広く共有されるとともに、 IPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の特別報告書においては、「気温上昇を 2 度よりリスクの低い 1.5 度に抑えるためには、2050 年までに CO2 の実質排出量をゼロにすることが必要」とされております。
~令和元年12月24日 小泉進次郎環境大臣メッセージより抜粋~
開成町の取組
日本初のZEB(ゼロエネルギービルディング)庁舎である役場庁舎を起点に、SDGs(持続可能な開発目標)の実現に向けた様々な取組を展開します。
●ZEH(ゼロエネルギーハウス)を始めとする住宅のエコロジー化への補助
●電気自動車の普及促進として電気自動車や可搬型外部給電器の導入への補助
●ゼロカーボンシティを表明した自治体と情報共有・連携を進め、より良い環境づくりを創造
など。
町のゼロカーボンシティの創成に向けた取組が県に評価されました! ~役場庁舎の整備の取組が「かながわ地球環境賞」を受賞~
新庁舎整備の取組が、「かながわ地球環境賞(かながわスマートエネルギー計画部門)」を受賞しました。
かながわ地球環境賞とは、地球環境保全に向けた実践的な活動や地球温暖化に寄与する技術開発、かながわスマートエネルギー計画の推進において優れた取組を行った企業、団体、個人に対する神奈川県の表彰です。
かながわスマートエネルギー計画部門の対象は、再生可能エネルギーの導入やエネルギー使用の効率化に関する取り組みを行い、その内容において先進性や独自性、経済性または他者への波及効果等において優れていると認められるものとなっています。
【評価されたポイント】
・全国に先駆けてZEBで庁舎を整備し、BELSの「Nearly ZEB」及び「最高ランク☆☆☆☆☆」の認証を取得した先進性
・町の豊富な水資源を活用し井水を空調熱源として利用した独自性
・省エネと創エネで一次エネルギーの消費量を標準的なビルに対して81.0%削減した経済性
・スピード感をもって町をエコタウン化するための旗印であり、ZEBを世に広めるために築いた橋頭堡であること(他者への波及効果)
▶かながわ地球環境賞の詳細は
こちら
表明の経緯
山も森もない開成町は、二酸化炭素を吸収してくれる緑が少ない町です。
だからこそ町民の環境意識は高く、町を挙げての清掃活動である「クリーンデー」の実施や剪定枝をごみとせず資源として再生する「グリーンリサイクルセンター」の設置、平坦な地形を生かした「自転車のまちづくり」、町を縦横に走る農業用水路を活用した「小水力発電施設」の整備など、地球にやさしいまちづくりに長きにわたり取り組んでおり、表明の素地はありました。
令和2年5月に日本初となるZEB庁舎が開庁するのをこれ以上ない契機ととらえ、令和2年3月5日の町議会において『ゼロカーボンシティ』を表明しました。
関連情報はこちら
開成町ゼロカーボンシティ創成パートナー企業
2050年までのゼロカーボンシティ創成のための取組をさらに加速化させるため、町では脱炭素の取組の輪をともに広げるパートナーとして民間企業と協定を締結しています。
再生可能エネルギーの普及に取り組んでいます。
ゼロカーボンシティを表明している開成町では、2050年脱炭素社会の実現のため、独自施策のほか県等との連携・協力により様々な取り組みを展開していきます。
開成町ゼロカーボンシティ創成パートナー企業との連携について
令和2年3月に町が行ったゼロカーボンシティの表明に基づき、2050年脱炭素社会の実現に向けた、ゼロカーボンシティ創成パートナー企業と町が連携した取り組みをご紹介します。
環境大臣表彰大賞を受賞
「日本初のZEB認証による庁舎整備事業」が、令和3年度気候変動アクション環境大臣表彰の大賞(最高位)を受賞しました。
本文終わり
掲載内容に関するお問い合わせはこちら
環境課
説明:自然環境保全、生活環境保全、廃棄物処理、生活衛生、動物愛護、地球温暖化対策、気候変動適応、再生可能エネルギー、自転車の普及など
住所:258-8502 神奈川県足柄上郡開成町延沢773
TEL:0465-84-0314
FAX:0465-82-5234
E-Mail:
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