医師の働き方改革について
医師は、医療提供者である前に、一人の人間であり、長時間労働による健康への影響が懸念されています。一人ひとりの医師の健康確保のため、また、提供する医療の質を確保する観点からも、医師が疲弊せずに働けることが重要となっています。
「医師の働き方改革」は、医師が健康に働き続けられる環境を整備することで、患者さんに提供する医療の質・安全を確保し、将来にわたり持続可能な医療提供体制を維持していくための取り組みです。
令和6年度(2024年度)以降は、時間外・休日労働時間の上限規制がなかった医師にも、一般の労働者と同程度である960時間を上限として適用されるようになり、医療の現場は医療従者の努力だけではもたない時代となっていきます。