二種混合ワクチンとは
二種混合ワクチンの接種はジフテリアと破傷風の予防が目的です。乳幼児期に接種した三種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風)、四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)または五種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ・ヒブ)予防接種でつけた基礎免疫に対する追加接種(1回)であり、接種することでより確実な免疫をつけることができます。忘れずに予防接種を受けましょう。
※ 予防接種の記録は、必ず母子健康手帳等でご確認ください。
予防接種を受ける場合は、必ず医療機関に電話で予約をお取りください。
●接種対象年齢
11歳以上13歳未満
●接種費用
無料 (接種対象年齢を過ぎると有料となりますのでご注意ください。)
●ワクチンの効果
二種混合ワクチンはジフテリアと破傷風の発症を予防するのが目的です。第1期の予防注射は0〜1歳時に接種しますが、最後に接種してから10年程度で効果が弱まるため、この二種混合ワクチンは11歳時、12歳時に接種することが望ましいとされています。
●ワクチンの副反応
局所症状として接種部位に発赤、はれ、痛み、しこりなどの局所反応が主です。また全身症状として発熱、悪寒、頭痛、倦怠感、下痢、めまい、関節痛などが認められることがあります。いずれも一時的なもので、通常2~3日で改善します。ただし、しこりは1~2週間残ることがあります。また、非常にまれですが、重大な副反応として、アナフィラキシー(重いアレルギー反応)などがあらわれることがあります。