緊急情報
本文
サイトの現在位置
2024年7月4日 更新
二種混合ワクチン接種のご案内

二種混合ワクチンとは

 二種混合ワクチンの接種はジフテリア破傷風の予防が目的です。乳幼児期に接種した三種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風)、四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)または五種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ・ヒブ)予防接種でつけた基礎免疫に対する追加接種(1回)であり、接種することでより確実な免疫をつけることができます。忘れずに予防接種を受けましょう。

※ 予防接種の記録は、必ず母子健康手帳等でご確認ください。
  予防接種を受ける場合は、必ず医療機関に電話で予約をお取りください。

●接種対象年齢
 11歳以上13歳未満

●接種費用
 無料 (接種対象年齢を過ぎると有料となりますのでご注意ください。)

●ワクチンの効果
 二種混合ワクチンはジフテリアと破傷風の発症を予防するのが目的です。第1期の予防注射は0〜1歳時に接種しますが、最後に接種してから10年程度で効果が弱まるため、この二種混合ワクチンは11歳時、12歳時に接種することが望ましいとされています。

●ワクチンの副反応
 局所症状として接種部位に発赤、はれ、痛み、しこりなどの局所反応が主です。また全身症状として発熱、悪寒、頭痛、倦怠感、下痢、めまい、関節痛などが認められることがあります。いずれも一時的なもので、通常2~3日で改善します。ただし、しこりは1~2週間残ることがあります。また、非常にまれですが、重大な副反応として、アナフィラキシー(重いアレルギー反応)などがあらわれることがあります。
 

ジフテリア(Diphtheria)とは

ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。
感染は主にのどですが、鼻腔内にも感染します。症状は高熱、のどの痛み、犬吠様のせき、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜がのどにできて窒息死することもあります。発病2~3週間後には菌を出す毒素によって心筋障害や神経麻痺を起こすことがあるため注意が必要です。

【厚生労働省】ジフテリアについて(外部リンク)
 

破傷風(Tetanus)とは

破傷風菌はヒトからヒトへ感染するのではなく、土の中などにいる菌が、傷口からヒトの体内に入ることによって感染します。菌が体の中で増えると、菌の出す毒素のために、筋肉の強直性けいれんを起こします。最初は口が開かなくなるなどの症状で気づかれ、やがて全身の強直性けいれんをおこすようになり、治療が遅れると死に至ることもある病気です。患者の半数は本人や周りの人では気がつかない程度の軽い刺し傷が原因です。土中に菌がいるため、感染する機会は常にあります。また、妊娠中の母親が抗体力(免疫)をもっていれば出産時に新生児が破傷風にかかるのを防ぐことができます。

【厚生労働省】破傷風について(外部リンク)
 

実施医療機関

医療機関 住所 電話番号
岡部医院 吉田島2819番地 0465-82-5569
おくやま小児科 みなみ1丁目22-3 0465-85-1717
樹こどもクリニック 吉田島4320-2 0465-85-1112
松元医院 吉田島408番地 0465-82-0845
小泉クリニック 吉田島4352-3 1F 0465-82-1117
そのほか、足柄上医師会及び小田原医師会所属の予防接種実施医療機関

本文終わり
掲載内容に関するお問い合わせはこちら
保険健康課
説明:健康づくり、成人保健、各種健診、予防接種、食育、国民健康保険、後期高齢者医療など
住所:258-8502 神奈川県足柄上郡開成町延沢773
TEL:0465-84-0328
FAX:0465-82-5234