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2026年3月12日

RSウイルス感染症に対する母子免疫ワクチンの定期接種を実施します

開成町では、RSウイルス感染及び重症化予防を目的として、令和8年4月1日から母子免疫ワクチンの接種に係る費用を助成します。
ワクチン接種を希望する方は、接種による副反応等のリスクもあることから、事前に十分に医師と相談のうえ、接種をご検討ください。

RSウイルス感染症とは

RSウイルスは特に小児や高齢者に呼吸器症状を引き起こすウイルスで、2歳までにほぼ全ての乳幼児が、少なくとも1度は感染すると言われています。
感染すると、発熱、鼻汁、咳などの症状が出現し、初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、重症化することがあります。
2010年代には、年間12万人から18万人の2歳未満の乳幼児がRSウイルス感染症と診断され、3万人から5万人が入院を要したとされています。

母子免疫ワクチンについて

生まれたばかりの乳児は免疫の機能が未熟であり、自力で十分な量の抗体をつくることができないとされています。RSウイルスワクチンでは母子免疫ワクチン(ファイザー社の組換えRSウイルスワクチン:アブリスボ)を使用します。このワクチンは、妊婦の方が接種すると、母体内でつくられた抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、生まれた乳児が出生時からRSウイルスに対する予防効果を得ることができます。

ワクチンの効果について

RSウイルスに関連する医療受診が必要な病気を予防するための母子免疫ワクチンは、生後90日および生後180日時点で次のような有効性を示します。

生後90日時点の予防効果

  • RSウイルスによる医療受診を必要とする「下気道感染症」に対して、約60%の予防効果があります。
  • より重篤な医療受診を必要とする「重症下気道感染症」については、約80%の予防効果があります。

  • 生後180日時点の予防効果

  • RSウイルスによる医療受診を必要とする「下気道感染症」に対して約50%の予防効果があります。
  • より重篤な医療受診を必要とする「重症下気道感染症」については、約70%の予防効果があります。

  • (注)「下気道感染症」とは、肺炎、気管支炎等の感染症を指します。
    (注)「重症下気道感染症」とは、高度な症状を示すRSウイルス関連気道感染症を指します。この中には以下のような状態が含まれます。
  • 呼吸回数増加
  • 酸素飽和度(SpO2)の93%未満
  • 高流量鼻カニュラまたは人口呼吸器の使用
  • ICU(集中治療室)への入室が4時間以上必要
  • 無反応または意識不明の状態

  • ワクチンはこれらの症状を一定の割合で予防できる効果があります。また、予防効果は生後の日数経過に伴い変化します。

    ワクチンの安全性

    ワクチンの接種後に副反応がみられることがあります。
    主な副反応には、接種部位の症状(疼痛、腫脹、紅斑)、頭痛、筋肉痛があります。
    ワクチン接種による妊娠高血圧症候群の発症リスクに関して、薬事承認において用いられた臨床試験では増加は認められませんでした。海外における一部の報告では、妊娠高血圧症候群の発症リスクが増加したというものもありますが、解釈に注意が必要であるとされています。
    接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へお問合せください。

  • 他のワクチンとの同時接種について
    医師が特に必要と認めた場合は、他のワクチンと同時接種が可能です。
  • 予防接種法に基づく定期接種

    令和8年4月1日から定期接種の対象となります。

    対象者

    接種日において本町の住民であり、妊娠28週0日から36週6日までの妊婦の方
    (注)接種後14日以内に出生した乳児における有効性は確立していないことから、妊娠38週6日までに出産を予定している場合は医師に相談してください。
    過去の妊娠時にRSウイルスワクチン(母子免疫ワクチン)を接種したことのある方も対象になります。

    接種回数

    妊娠ごとに1回(筋肉内に注射)


    接種費用

    無料


    持ち物

  • 母子健康手帳
  • 予診票(ご案内とともに妊娠8か月アンケート送付時に同封します。また、令和8年4月1日に対象期間内の方には個別で送付します。もしお手元に届かない場合は、保険健康課までご連絡ください。)​​​​​​​
  • 実施医療機関

    ワクチンの接種ができるのは、足柄上医師会又は小田原医師会に所属している医療機関です。接種をご希望の方は、事前に医療機関へお問合せのうえ、接種を受けてください。
    足柄上医師会又は小田原医師会に所属していない医療機関で接種を希望される場合は、以下の手順で償還払い対応します。ご不明な点は町保険健康課までお問い合わせください。

    【償還払いの手順】
    1. 申請者は「開成町予防接種実施依頼書発行申込書」に必要事項を記入し、窓口・郵送・FAXのいずれかの方法で町保険健康課に提出する。(申込書記入例はこちら。)
    2. 町にて申込書の内容を確認し、1~2週間程度で「開成町予防接種実施依頼書」、「予診票」、「開成町予防接種補助金交付申請書兼請求書」を申請者に送付する。
    3. 申請者は町から届いた「開成町予防接種実施依頼書」、「予診票」、その他医療機関が指定するものを持って医療機関で接種する。
    4. 接種後、申請者は「開成町予防接種補助金交付申請書兼請求書」、「予診票(町控え)(接種日や予防接種のロット番号の記載されていること)」、「領収書(原本)」、「振込先口座情報(通帳等)の写し」を町に窓口又は郵送で提出する。
    5. 町にて請求書等の内容を確認し、1カ月以内に指定の振込先口座へ補助金を振り込む。

    (注)申請書等提出先
    〒258-8502 開成町延沢773番地 開成町保険健康課
    TEL:0465-84-0328 FAX:0465-82-5234


    (注)補助金は町補助上限額の範囲で決定します。詳細はお手続きの際にご案内します。

    予防接種健康被害救済制度について

    定期接種は予防接種法に基づく救済制度により治療費等一定の給付が受けられる場合があります。
    ワクチンは、まれに重篤な副反応を引き起こすことがあります。予防接種の必要性や副反応について十分に理解・納得したうえで、ご本人の意思に基づいて接種を受けていただくようお願いいたします。

    詳しくは【開成町】予防接種健康被害救済制度についてをご確認ください。
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    本文終わり
    掲載内容に関するお問い合わせ
    保険健康課
    説明:健康づくり、成人保健、各種健診、予防接種、食育、国民健康保険、後期高齢者医療など
    住所:258-8502 神奈川県足柄上郡開成町延沢773
    TEL:0465-84-0328
    FAX:0465-82-5234