在宅医療・介護連携推進事業とは
足柄上地区1市5町では、足柄上医師会と協力し「在宅医療・介護連携推進事業」を進めています。
この事業は足柄上病院内に「足柄上地区在宅医療・介護連携支援センター」を設置し、医療と介護の両方を必要とする高齢者が、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けられるよう、在宅医療と介護サービスの一体的な提供に向け、医療・介護関係者との連携を推進する役割を担います。今後、本センターを中心に在宅医療と介護事業所の調整等行っていきます。この事業は「地域包括ケアシステム(※)」の大きな柱となるものです。
在宅医療・介護連携推進の事業
○地域の医療・介護サービス資源の把握
○在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応の協議
○在宅医療・介護サービスの情報の共有支援
○在宅医療・介護関係者の研修
○24時間365日の在宅医療・介護サービス提供体制の構築
○地域住民への啓発
○関係市町村の連携
※地域包括ケアシステムとは:いわゆる団塊の世代の方が要介護状態となる可能性が高まる75歳に達する2025年(平成37年)を目途に、重度の介護状や認知症となっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、「医療・介護・予防・住まい・生活支援」が一体的に提供されるシステムのことです。