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2022年4月13日 更新
介護保険制度
介護保険制度について説明します。

なぜ介護保険制度が必要なのでしょう

日本では、平均寿命の伸びや少子化により高齢者の割合が増え続けています。開成町においても高齢化は進んでおり、介護を必要とする高齢者が増加しています。
一方で、介護をする人も高齢になり家族だけで介護をすることは難しくなっています。
そこで、介護を社会全体で支えていくために平成12年に始まったのが介護保険制度です。

介護保険は支え合いの仕組みです

介護保険制度は互いに助け合うことを基本理念として加入者が保険料を負担し、その中で介護が必要になった人に対してサービスを提供する仕組みです。
40歳以上の方は介護保険の被保険者となり、認定を受けた被保険者はサービス費用1割、2割または3割を負担することでサービスを利用することができます。
その費用は、保険料と国、県、自治体の公費で賄われています。

介護保険の対象となるのは

介護保険の対象となるのは
  1. 65歳以上の方(第1号被保険者)
  2. 40歳から64歳までの医療保険に加入している方(第2号被保険者)
このうち、介護保険によるサービスを受けることができるのは
  1. 第1号被保険者のうち介護が必要となり、要介護認定を受けた方
  2. 第2号被保険者のうち介護保険で対象となる病気(※特定疾病)によって介護が必要となり、要介護認定を受けた方
特定疾病とは、厚生労働省が指定した16種類の老化に伴う疾病です。
筋萎縮性側索硬化症 後縦靭帯骨化症 骨折を伴う骨粗しょう症
多系統萎縮症 初老期における認知症 脊髄小脳変性症
脊柱管狭窄症 早老症 糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症および糖尿病性網膜症
脳血管疾患 進行性核上性麻痺・大脳皮質基底核変性症
およびパーキンソン病
閉塞性動脈硬化症
関節リウマチ 慢性閉塞性肺疾患 両側の膝関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
がん末期    

介護保険の目的は高齢者の自立支援

介護保険制度は、高齢者のもつ能力に応じて可能な限り自立した生活を送ることができるよう、必要な介護サービスを提供する制度です。したがって、利用するサービスは「利用者が楽をする」ためでなく、「ご本人のできることを援助し、伸ばしていく」ためのものでなくてはなりません。
制度の目的を正しく理解し、適正な利用を心がけましょう。

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福祉介護課
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